2020年10月中旬・午後13:50頃・晴れ
この組み合わせは初見です。
口吻を伸ばして吸蜜しながら、閉じた翅を互いにゆっくり擦り合わせています(自己擬態行動)。
吸蜜後は少し飛んで手前のクズの葉表に移動しました。
翅を半開きにして日光浴しながら交尾相手の♀を待ち伏せしているのでしょう。
(♀に翅表の青を誇示?)
…と思いきや、クズの蔓を伝い歩きして死角に隠れてしまいました。
つづく→ウラナミシジミ♂の日光浴
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熟したイチジクの果実を食害するキイロスズメバチ♀とニホンミツバチ♀おそらくキイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)と思われるショウジョウバエの仲間も来ていて、イチジク熟果の上を歩き回っていました。
わが国では、スズメバチ類による果樹の被害はイチジクとブドウに多くみられ、他にナシ、カキ、パイナップル、リンゴなどの加害例があるが、いずれも被害は年により、また地域によって大幅に変動することが多い。これは、野外における樹液などの他の有力な炭水化物源の供給量との関連があると考えられる。(p323より引用)
イチジク ‘ドルフィン’をはじめ、ほとんどすべての品種の成熟した果実は果皮、果肉とも軟弱で糖度が高いために、各種のVespaをはじめハナムグリ、ケシキスイ、チョウ、ヤガなどの昆虫も飛来して摂食する。Vespaによる被害はいずれも果肉部が完全に摂食されてしまうのが特色である。(p323より引用)
食物源の占有性はV.mandarinia(オオスズメバチ:しぐま註)の種特異的な習性であるが、他のVespaではたとえ摂食中であっても巣を離れると人間にたいする攻撃性はない。(p324より引用)
混入異物の吐き戻し? |
キイロショウジョウバエ? |