2020/11/26

シロオビハリバエの身繕い

 

2020年8月中旬・午前9:55頃・晴れ 

里山の尾根に鎮座する奇岩を見に行くと(標高約460m地点)、オーバーハングした岩肌に見慣れないハエが止まっていました。 
調べてみると、シロオビハリバエTrigonospila transvittata)のようです。 
左右の複眼が離れていますが、この仲間(ヤドリバエ科)はそれで♀と言えるのかどうか私は知りません。 
朝から夏の日差しが強いので、ひんやりした岩肌の日陰で休んでいるのでしょう。 
ハエはやがて立ち止まると、化粧を始めました。 
半開きの翅の下面に後脚を擦り付けたり、後脚同士を擦り合わせたりして、念入りに身繕いしています。 
最後は岩から飛び去りました。

2020/11/25

オオイタドリの花蜜を吸うエントツドロバチ♀

 

2020年8月中旬・午後12:45頃・晴れ 

堤防路の道端に咲いたオオイタドリの群落でエントツドロバチ♀(別名オオカバフスジドロバチ;Orancistrocerus drewseni)が訪花していました。
ハナバチ類と異なり、狩蜂の仲間は吸蜜するだけで、花粉を集めません。 


 ▼関連記事(2年前の撮影) 

ドバト♀♂の交尾と交尾後ガード(野鳥)

 

2020年8月中旬・午後16:30頃・くもり 

カワラバト(=ドバト;Columba livia)の♀♂カップルが公園で交尾をはじめました。 
♂から♀への熱烈な求愛行動を撮るのは間に合いませんでした。 
身を低く伏せた♀の背に♂aが跳び乗り、羽ばたきながら交尾します。 
「尾を交える」と書いて「交尾」というのは、まさにその通りでした。 
実際の交尾時間は短いので、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
(その後に等倍速でリプレイ。) 
交尾の間、♀は翼を半開きにして♂が落ちないように全体重を支えています。  

短い交尾が済むと♀♂aペアは歩き去りました。 
そこへもう1羽の♂bが飛来し、♀を追い回し始めました。 
♂aが交尾後も♀に付いて歩いているのは、ライバル♂から♀を守る交尾後ガードなのでしょうか? 
しかしライバルの♂bを追い払ったり♀との間に割って入ったりしないのが不思議です。 
♂bと異なり、♂aは胸を膨らませる求愛姿勢ではありません。 
単に2回目の交尾のチャンスを狙っているだけなのかな? 
じきに♂bは諦めて飛び去りました。 
歩いて逃げる♀を追いかけて♂aも物陰に消えました。


▼関連記事(2年前の撮影)

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