2020/08/26

採餌のためシロツメクサを訪花するクロマルハナバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2020年6月上旬・午後15:50頃・晴れ

空き地の原っぱに咲き乱れるシロツメクサの群落でクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。

後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を大量に運んでいますが、これは同じ原っぱに咲いているノボリフジ(別名ルピナス)の花粉を集めてきたのだと思います。(映像公開予定
もしかすると花蜜の量はシロツメクサの方が多くて、ハナバチは目的に応じて訪花植物を選んでいるのかもしれません。(花粉はルピナス、花蜜はシロツメクサで効率的に採餌?)

クロマルハナバチ♀の訪花シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:28〜)
個々の花筒の開口部に長い口吻を丹念に差し込み(正当訪花)、吸蜜していることが分かります。
集合花上で歩いて移動する際は、体のバランスを崩さないように軽く羽ばたいています。
吸蜜が済むと力強く羽ばたいて飛び立ち、別な株の花へ移動します。




川の水を飲み行水するスズメとカワラヒワ(野鳥)【HD動画&ハイスピード動画】



2020年6月上旬・午前10:50頃・晴れ

田園地帯を流れる小川(用水路)の岸で1羽のスズメPasser montanus)成鳥が水際から川の水を2、3口飲みました。
河原はカンカン照りの日向で、スズメは川岸を歩いている間も嘴を半開きにして暑そうです。
少し上流の川岸に飛んで移動すると、川の中に入り浅いところで水浴を開始。
嘴を水面に付けた瞬間に顔を左右に激しく振り、水飛沫を跳ね飛ばしています。
胸の羽毛も濡らしています。
次に翼も使って本格的に水浴するようになりました。
スズメの行水を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:08〜6:46)
スズメの水浴シーンを観察するのはこれで二回目です。

▼関連記事(1月前の撮影)
川で水浴しハクセキレイ♂を擬攻撃するスズメ(野鳥)

しばらくすると、もう1羽のスズメbが飛来して隣に着地すると(@5:20)、同様に水浴をはじめました。

更に1羽のカワラヒワ♂(Carduelis sinica)も飛来し(@6:36)、川岸に着陸すると、スズメと並んで川に入りました。
カワラヒワもスズメと一緒に行水するかと期待したのですが、私に対する警戒心が強くてすぐに飛び去ってしまいました。
カワラヒワの水浴シーンを見れず残念でした。


▼関連記事(7年前の撮影)
水溜まりで行水、飲水するヒガラとカワラヒワの混群(野鳥)

スズメの方がカワラヒワよりも「人馴れ」しているのか大胆で、川に居残って水浴を続けました。
最後はスズメbも川から飛び去りました。


スズメは雪浴びもするらしい。




2020/08/25

イタチハギの花で採餌するトラマルハナバチ♀



2020年6月上旬・午後13:50頃・晴れ

里山を登る峠道の横に咲いたイタチハギ(別名クロバナエンジュ)灌木の群落でトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
この組み合わせは初見です。
花穂上で吸蜜しながらぐるぐると回り、効率的に花粉を集めます(回転集粉)。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を満載しています。
採餌の合間に花穂にぶら下がって身繕いしていました。
体毛に付着したイタチハギの花粉を払い落とし、後脚の花粉籠にまとめて移しているのです。




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