2014/05/26
2014/05/25
川の水を飲むキジバト(野鳥)
2014年5月中旬
川の上流から飛んで来たキジバト(Streptopelia orientalis)が橋の下にスーッと着陸しました。
何か面白そうなことが起こりそうな予感がしたので、対岸から撮影開始。
キジバトは堤防を川沿いに(上流方向へ)トコトコ歩いて来ます。
ときどき地面を嘴でつつきますが、食べ物ではなかった様子。
私の正面まで来ても警戒しません。
コンクリートブロックで護岸された斜面を下りると川面から水を飲み始めました。
水に3回嘴を付けました。
本で読んだ通り、いちいち頭を上げなくても嘴を水につけたままでゴクゴク吸い込んで飲めるのがハト類の特徴です。
その比較解剖学はよく分かっていないのだとか。
ちなみに我々ヒトも含めた哺乳類が吸い込めるのは赤ちゃんが母乳を吸うために必要な能力です。
参考サイト:ハトの水飲み飲み終えたキジバトは護岸を少し登り返すと、上流へ飛び去りました。
▼関連記事▼
水溜まりの水を飲むドバトの群れ【冬の野鳥】
【追記】
『しぜんのせかい11:きじばと』p12によると、
鳥類はくちばしですくいとるようにして水を飲みますが、ハトの仲間はくちばしを水につけ、吸い込むように飲みます。
走り回るキハダエビグモ♀(蜘蛛)
2014年5月上旬
部屋の天井隅にへばりついていたクモを捕獲しました。
エビグモ科のキハダエビグモ(Philodromus spinitarsis)ですかね?
腹面に外雌器を認めたことから成体♀のようです。
方眼紙に乗せて採寸すると体長は6mm。
体が極端に扁平(体の厚みが無くてぺったんこ)です。
越冬明けで空腹なのかな?
『クモ生理生態事典 2011』によれば、キハダエビグモは亜成体で越冬するらしい。
プラスチック容器のツルツルした壁面を素早く走り回ることが可能です。
ただし書肺による呼吸はすぐに息が上がってしまい持久力がありません。
飼育してみることにしました。
つづく
【追記】
いつもお世話になっている「クモ蟲画像掲示板」できどばんさんより次のコメントを頂きました。
エビグモ科のキハダエビグモの成体♀で合っていると思います。
体毛があるので外雌器での判断は難しいですが、外見はキハダエビグモそのものです。
外雌器(画像を自動色調補正) |
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