2014/03/06
アズマモグラの死骸に群がる虫
2013年6月中旬
山間部の路上にモグラの死骸が仰向けに転がっていました。
頑丈な手の形状からヒミズではなくアズマモグラだと思います。
キンバエやニクバエの仲間(種名不詳)、ムネアカオオアリとクロアリ(種名不詳)などが死骸に群がっています。
食い荒らされた内臓を覗くと、ハエの幼虫(蛆虫)が蠢いていました。
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2014/03/05
ヤクシソウの花蜜を吸うミツモンキンウワバ?(蛾)
2013年11月上旬
山間部の道端に咲いたヤクシソウの群落で花蜜を吸っている蛾を発見。
忙しなく飛び回り、同定用の写真を撮り直す間もなく逃げられてしまいました。
素人目にはなんとなくミツモンキンウワバっぽいかな?と思うものの、イチジクキンウワバなど似た種類が多いのでよく分かりません。
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山椒の周りを飛ぶナミアゲハ【ハイスピード動画】
2013年7月上旬
民家の庭先に植えられたサンショウの潅木の周りを飛び回っていました。
キアゲハがミカン科の木に来るはずが無いので、ナミアゲハ(Papilio xuthus)でしょう。
飛翔シーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
写真は撮れず性別がよく分からないのですが、産卵行動は見られませんでした。
産卵に来る♀と交尾したくて♂がパトロールしているのかもしれません。
ナミアゲハのオスメスは腹部先端の形で区別できるが、外見からはあまり判らない。ただしメスは産卵のためにミカン科植物に集まるので、それらの植物の周囲を飛び回っている個体はメスの確率が高い。(wikipediaより)
保育社『標準原色図鑑全集1:蝶・蛾』p16によると、ナミアゲハの
夏型では♂の翅の地色は白味が強く(♂は汚黄色)、後翅の前縁の黒色の丸い斑紋は強く鮮明(♀ではあっても不鮮明)、肛角部の赤い斑点が無い(♀には春型の♂♀と同様に現れる)
【追記】
本田計一, 村上忠幸『ワンダフル・バタフライ―不思議にみちたその世界』p67によると、
アゲハチョウに限らず、多くのチョウは産卵する際、植物の味を前肢にある味覚受容器で確認します。アゲハチョウの♀の産卵行動を観察すると、ホバリングするようなゆっくりした飛翔から葉に舞い降り、前肢でパタパタと音を出して激しく葉の表面をたたきつけます。ドラムをたたくような動作なのでドラミングとよばれています。野外では、食草だけではなく周囲のあらゆる植物の葉に舞い降り、ドラミングをして産卵していい植物か否かを確認します。まさにランダムに舞い降りチェックをくり返すのです。
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