2013年8月中旬
河川敷の歩道(ジョギングコース)を2羽のハクセキレイ(Motacilla alba lugens)が前後して小走りに歩き、草むらの虫を捕食しています。
♂♀の番かと思いきや、親子のようです(♂と幼鳥のペア)。
その奥に更にもう一羽居ますね(遠くてよく見えません…。)
『山渓フィールドブックス4野鳥』p274によると、
♂の夏羽は頭から背中が黒く胸に大きな前掛けのような黒斑があり、幼鳥では全体にぼやけた灰色で胸の黒斑は小さい。雌雄、年齢によってこの中間の様々な色合いの個体がある。
2013年9月下旬
山裾で見慣れないカミキリムシが地面を歩いていました。
体長よりも長い触角が印象的ですが、右の触角の先が欠損しています。
調べてみるとヒゲナガカミキリ♂(Monochamus grandis)と判明。
本種のホストは「モミ属、トウヒ属、ツガ属、マツ属、カラマツ」とのことで、アカマツの並木道で見つけたことも合点がいきます。
枯れた松葉が散乱する地面をせかせかと歩き回るだけで、一向に飛び立つ気配がありません。
もしかすると後翅が退化して飛べない徘徊性のカミキリムシなのかな?と思ったりしました。
ところが一週間後にこの近くで本種と思われるカミキリが飛ぶ勇姿を目撃しました。(映像なし)
また、捕まえてもキーキーと鳴き声を発することはありませんでした。
2013年9月下旬
山間部の道端に咲いた青い花の群落でトラマルハナバチ♀(Bombus diversus diversus)が飛び回り花蜜を吸っていました。
忙しなく飛び回り見えにくいのですが、後脚の花粉籠は空荷のようです。
シソ科だろうと予想は付くものの、名前を知らない花でした。
図鑑を眺めるとアキチョウジと似ている気がします。
しかしアキチョウジは東北地方には自生しないらしく、違うようです。
どなたかご存じの方は教えて下さい。
カメバヒキオコシ??