2015年7月中旬
街中を流れる川沿いの堤防を歩いていたら、カルガモ(Anas poecilorhyncha zonorhyncha)の群れが私に警戒して一斉に川面を逃げ始めました。
親鳥の周りを明らかに小型の幼鳥が必死で泳いでいます。
計15羽の親子群でした。
対岸へ渡って茂みの陰へ移動しました。
幼鳥が根際の泥を啄んで採食してから、慌てて群れの後を追う様が可愛らしいですね。
親鳥は頭を水中に潜って採食していました。
キボシアシナガバチ巣の定点観察@柳#2
(記事を書く順序を間違えてしまいました。)
▼前回の記事
柳の枝先で初期巣を造るキボシアシナガバチ創設女王
2015年7月上旬・深夜23:11〜23:27
柳(樹種不詳)の枝先に営巣したキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の初期巣を見つけてから3日後の夜、様子を見に行きました。
赤外線の暗視カメラで撮影すると、ワーカー♀(長女)が1匹羽化していました。
創設女王による単独営巣期を無事に乗り切り、一安心。
在巣の蜂は巣盤の死角に隠れていました。
天井部にもう1匹います。
1匹が育房点検に降りて来ました。
幼虫と口移しの栄養交換を行った、ように見えました。
巣盤中央部の育房はほとんど繭キャップで塞がれています。
巣盤下面から観察すると、外側の育房は作りかけで卵や幼虫が見えます。
暗視映像は白黒なので、創設女王とワーカーの区別ができません。
白色LEDを点灯すると蜂は翅を半開きにして警戒姿勢になりました。
複眼が黒い個体は羽化して間もない新ワーカーです。
巣柄にしがみついている別個体は複眼が褐色なので(若くない)、創設女王と判明しました。
暗視モードに戻すと、安心して育房の点検、身繕いや栄養交換を繰り返しています。
つづく→#3:夜のキボシアシナガバチは襲ってこない?【暗視映像】
2015年7月上旬
ハシボソガラス(Corvus corone)が電柱に止まっています。
電柱の天辺ではなく、登るための足場ボルトを止まり木にしていたのが珍しいと思いました。(初めて見たかもしれません。)
川を見下ろして鳴いています。
口の中が黒いので成鳥ですね。
羽繕いしてから飛び上がって電柱の天辺に移動しました。
すぐ横の電線にもう一羽止まっています。
今度の羽繕いでは足で肩の辺りを掻きました。
※ 逆光で撮った映像に自動色調補正処理を施してあります。