2011/03/02
巣を訪問するキボシアシナガバチ♂
2008年8月下旬
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)巣の定点観察。
別の巣から飛来した♂が交尾相手となる新女王が羽化したかどうか様子を見に来ているのだろうか?
口減らしで巣から追い出された成熟♂が未練がましく飛び回っているのだろうか?
来シーズンは個体識別のマーキングをしっかり施してこの謎も解きたいものです。
巣に接近し過ぎた個体に対しては在巣の成虫が一斉に威嚇します(映像無し)。
♂が巣に降り立つことは一度もありませんでした。
つづく→シリーズ#49
繭を紡ぐキボシアシナガバチの幼虫
2008年8月下旬
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣の定点観察記録。
アシナガバチの幼虫は老熟すると育房を自ら塞ぎ、繭の中で蛹になります。
変態に伴い体長が増すための準備として、まず絹糸で巣房を伸長します。
いつか繭を紡ぐ過程を長時間の微速度撮影で記録してみたいものです。
幼虫の脱皮回数(齢数)は外から様子を見ているだけでは分かりませんでした※。
※幼虫の齢数は頭部の幅で見分けることが出来るらしい。(『アシナガバチ観察事典』 偕成社 p15)
フタモンアシナガバチでは5齢幼虫まで育つそうです。
蛹化の際に初めて脱糞するらしい。
空腹らしい♂が頻りに♀から餌をねだるものの、何も貰えないでいます。
さすがにそれでも造繭中の幼虫から栄養液を摂取しよう(栄養交換)とはしませんでした。
つづく→シリーズ#48
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ハチ・アリ(膜翅目),
発生
キボシアシナガバチの巣:定点観察
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