2022/11/22

山中の池で水浴するカケスの幼鳥【野鳥:トレイルカメラ】

 

2022年8月上旬・午後17:45頃・晴れ 

旧機種のトレイルカメラ(自動撮影カメラ)で監視している山中の泉で、夕方にカケスGarrulus glandarius)が水浴していました。 
頭頂部の白黒縦斑点が薄いので、幼鳥ではないかと思います。 
此岸付近の浅瀬で元気に行水しています。 
さっぱりしたカケス幼鳥は真上に飛び上がり、画角の外へ消えました。 
奥の森から夕日が射しています(逆光)。
関連記事(1、10ヶ月前の撮影)▶  
山中の池で水浴するカケス【野鳥:トレイルカメラ】 
山中の水場で水浴するカケス(野鳥)【トレイルカメラ】
過去の記録でも撮影した時間帯はいずれも夕方でした。 
どうやらカケスは夕方に好んで水浴するようです。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施し、音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


 

↑【おまけの動画】 「Eurasian jays pass marshmallow test, linking self-control with intelligence in birds」 by New Scientist

セイヨウノコギリソウ(アキレア)の花蜜を吸うヒメウラナミジャノメ♀

 

2022年8月上旬・午後16:45頃・くもり 

道端の墓地(道祖神?)の花壇に咲いた見慣れない園芸植物の群落でヒメウラナミジャノメ♀(Ypthima argus)が訪花していました。 
半開きの翅を独特のリズムで開閉しながら吸蜜しています。 
腹部が太いので♀と分かります。 
近くで農作業するトラクターの騒音がしても、ヒメウラナミジャノメ♀はほとんど気にしません。 
最後にようやく飛んでくれて、別な花序に移動しました。





帰宅後にヤマケイポケットガイド11『庭の花』をパラパラとめくって探すと、セイヨウノコギリソウ(アキレア)と名前を知ることが出来ました。 
確かに葉がノコギリ状ですが、これでもキク科なのだそうです。
在来種のノコギリソウとは違います。







2022/11/21

溜め糞場で排便後にスクワットマーキングするニホンアナグマ♂(アルビノ?・跛行)【トレイルカメラ:暗視映像】

前回の記事:▶ スギ林道の溜め糞場で跛行しながらスクワットマーキングするアルビノのニホンアナグマ♂【トレイルカメラ:暗視映像】

2022年8月上旬・午前00:39・気温25℃ 

前回の登場から6日後、溜め糞場sにニホンアナグマMeles anakuma)がやって来ました。 
素人目にはアルビノで、しかも左後脚を跛行しているように見えます。 
これだけ分かりやすい特徴が揃っていれば、前回と同一個体で間違いありません。 

里山のスギ林道を右から歩いて来ると、溜め糞場に立ち止まってすぐに、やや軟便を大量に排泄しました。 
今回もタヌキの溜め糞とは少し違う場所に排便しました。 
同じ穴のむじなである2種は、溜め糞の場所を微妙に棲み分けて共有しています。
溜め糞場の横に転がっていた邪魔なスギ落枝を私が予め取り除いてやったので、アナグマも心なしか排便しやすそうです。 
脱糞後は、タヌキの溜め糞場の周囲を移動しながら下草で尻を拭くような仕草を繰り返しました。 
これはスクワットマーキングと呼ばれ、お尻にある臭腺で匂い付けする行動なのだそうです。 

最後は跛行しながら左下へ立ち去りました。
跛行の原因が先天的なものではなく、ノイバラの棘を踏んだなど軽い怪我だとしたら、いずれ回復するはずです。



ランダムに記事を読む

  • 倒木が散乱するスギ防風林で早春に縄張り争いするホンドタヌキの群れ【トレイルカメラ:暗視映像】13/03/2025 - 0 Comments
  • ナガメの交尾19/03/2011 - 0 Comments
  • ウドの花蜜を吸うオオフタオビドロバチ06/11/2014 - 0 Comments
  • 寄生植物アメリカネナシカズラの花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀23/01/2018 - 0 Comments
  • ミズキの花蜜を吸うヒメウラナミジャノメ♂02/08/2019 - 0 Comments