2022/08/09

クリの花で採餌するオオマルハナバチ♀

 

2022年6月中旬・午後15:00頃・くもり

郊外の道端に植栽された大きなクリ(栗)の木の下で歩いていたら、咲きかけの花穂にマルハナバチ類が何匹も来ていることに気づきました。 
この組み合わせは初見です。 
まずはオオマルハナバチBombus hypocrita)ワーカー♀の訪花シーンを撮りました。 
薄い橙色の花粉団子を後脚の花粉籠に満載しています。 
あいにく大型車両が通りかかって私が横にどく必要があり、じっくり撮影できませんでした。 

クロマルハナバチは平地性でオオマルハナバチは山地性と標高によって棲み分けの傾向があると大まかに言われています。 
実は今回、同じクリの木で2種が同時に訪花していました。(クロマルハナバチ♀の動画も公開予定) 
現場は平地(標高約330m)なのに2種のマルハナバチが同所性に混棲していることになります。
2種の行動圏が重なり合う境界部をたまに見つけるのですけど、マルハナバチの住みやすい環境ということなのでしょうか。

関連記事(5、6年前の撮影)▶ 

2022/08/08

川の護岸をホンドタヌキが深夜徘徊【暗視映像:トレイルカメラ】

 

2022年5月下旬・午後23:54 

川沿いのコンクリート護岸を通る獣道をトレイルカメラ(無人センサーカメラ)で監視すると、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が真夜中に通りかかりました。 
夏毛のタヌキは痩せこけて見えます。 
それとも食糧事情が悪いのでしょうか? 
獣道に立ち止まってから左へ(上流へ)立ち去りました。 
短い記録なので、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

画面の下から上に向かって緩やかな上り坂になっていて、その上のニセアカシア河畔林にタヌキの溜め糞場rvがあります。(画角の外) 
その溜め糞場に設置した別のトレイルカメラにはこの時間帯にタヌキの姿は写っていませんでした。 
したがって、この個体は溜め糞場を素通りしたことになります。 

ちなみに強風が吹くと、トレイルカメラを固定したニセアカシア立木の幹が左右にゆっくり揺れて動体検知が誤作動してしまいます。 
もっと太くて頑丈な樹木に固定するか、どうしようもないと諦めるしかありません。 


つづく→#2

2022/08/07

水田の畦道で巣材の泥を集めるツバメの親鳥(野鳥)

 

2022年6月中旬・午後17:20頃・晴れ 

夕方の農村部で水田の端にツバメHirundo rustica)が降り立ちました。 
ツバメは常に飛び回っていて、地上に降りることは滅多にありません。 
水浴や飲水も飛びながら瞬時に行うのです。 

珍しく思いカメラでズームインしてみると、ツバメは畦道の横で枯れ草混じりの泥を嘴で集めていました。 
恥ずかしながら、ツバメの巣材集めは初見です。 
巣材を咥えて飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
高速で飛び去るツバメを見失ってしまい、どこで営巣しているのか不明です。 
おそらく近所の農家の軒下に巣を作っているのでしょう。 
近年の日本ではツバメが住宅難のために数が激減していて、なかなか観察できなくなってしまいました。

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