2022/08/02

川沿いの護岸を夜に駆ける夏毛のニホンノウサギ【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 川沿いの獣道を夜中に通る夏毛のニホンノウサギ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年5月下旬・午後22:43

川沿いのコンクリート護岸が野生動物の行き交う獣道になっています。 
トレイルカメラ(無人センサーカメラ)を設置して監視してみると、夏毛のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)が写っていました。 
雑草の生えたコンクリート護岸に立ち止まって地面の匂いを嗅いでいます。 
夜行性ノウサギの採食行動を撮り損ねてしまったのかもしれません。 
コンクリート護岸の緩やかな斜面をトラバースするように、ピョンピョン跳んで右へ(下流側へ)走り去りました。 

今まではニセアカシア河畔林の木立の隙間からノウサギが走り抜ける姿をちらっと見えただけだったのですが、カメラの設置場所を工夫したら、ばっちり記録できるようになりました。



2022/08/01

ブラックベリーの花で採餌するクロマルハナバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】

 

2022年6月中旬・午前10:30頃・晴れ

民家の庭の生垣に咲いた木苺の白い花にクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。 
 吸蜜するクロマルハナバチ♀の後脚を見ると、花粉籠にくすんだ茶色の花粉団子を付けて運んでいます。 
なぜか左の花粉団子の方が右よりも大きかったです。 

木苺の花から羽ばたいて飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:55〜)
   
さて、撮影時の私はこの木苺の種類が分かりませんでした。 
その後も定点観察に通うと、7月中旬になって熟した果実が真っ黒だったので、ようやくブラックベリー(=セイヨウヤブイチゴ)と判明しました。 
以下は7月下旬に撮影した熟果および未熟果の写真です。

2022/07/31

珍しく日の出直後に溜め糞場で排便する夜行性のホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

前回の記事:▶ 河畔林の溜め糞場で毎晩脱糞するホンドタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年5月下旬・午前4:32・晴れ(日の出時刻は午前4:23) 

深夜にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がここで排便してから52分後。 
別個体と思われるタヌキが河畔林の溜め糞場rvに来て排便しました。 
日の出直後でもう明るいのですが、トレイルカメラが赤外線の暗視モードのまま撮影しました。 
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 

夜行性のタヌキが明るい時間帯に溜め糞場に登場するのは異例です。(朝帰りのタヌキ) 
おそらく、この日の泊まり場(昼のねぐら)が近くにあるのでしょう。 


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