2020/08/11

ネギの花蜜を吸うセイヨウミツバチ♀



2020年5月下旬・午後14:40頃

川沿いの家庭菜園に育ったネギの一部が育ち過ぎてネギ坊主になっていました。



そのネギ畑でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
ネギの集合花を歩き回りながら吸蜜しています。
ネギ坊主を拡大してよく見ると、雄しべの黄色い葯もありますね。
しかしセイヨウミツバチ♀の後脚の花粉籠は空荷でした。





川面を遊泳するマガモ♀♂の群れ(冬の野鳥)



2019年12月下旬・午後15:50頃・くもり

夕方の川面にマガモ♀♂(Anas platyrhynchos)の群れが浮かんでいました。
多くの個体は川岸近くで休息しています。
♀が先導して♂がぴったり寄り添いながら遊泳している♀♂ペアもいました。

カルガモAnas zonorhyncha)も混じっていました。(ゆるい混群)


【追記】
バードリサーチニュースの生態図鑑でカルガモを参照すると、「 カルガモとマガモの関係」について述べられていました。
形態や行動が類似しているため,冬に飛来するマガモはカルガモと生態的同位種といわれている.実際の分布をみると,両種間の個体数の差が極端に大きいときは,多い方の種の群れに取り込まれることもあるが,ある程度の群れサイズになると,混群を形成せずに単独群でいることが多かった.


2020/08/10

ナツグミの花で穿孔盗蜜するクマバチ



2020年5月上旬・午後12:02・晴れ

公園の庭に植栽されたナツグミに訪花するキムネクマバチXylocopa appendiculata circumvolans)を観察していたら、盗蜜行動を一度だけ動画に撮れました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、花筒の根元に外側から口吻を突き刺して教科書通りの(典型的な)穿孔盗蜜をしていました。
雄しべや雌しべに体が全く触れないので、ナツグミの授粉に寄与しません。
ナツグミの立場からすれば、花蜜の盗られ損になります。

映像からこの個体の性別をしっかり見分けられませんでした。
この日はなぜかクマバチの雄蜂♂ばかりがナツグミに訪花していたので、この個体もおそらく♂だと思います。
後脚の花粉籠は空荷でしたが、雄蜂♂なら花粉籠という構造そのものが無いので当然ですね。

正当訪花から盗蜜行動に採餌モードを切り替えたのか、それともこの個体は盗蜜ばかりするのか、追跡して調べたいところです。
残念ながら忙しなく飛び回るために、個体標識しないと見失ってしまいます。
クマバチは盗蜜行動の常習犯なので、正当訪花で舌が蜜腺に届くナツグミの花に対しても、たまに悪癖が出てしまうのでしょう。
生まれつき舌の長さが普通より短い(変異)個体なのかもしれません。



▼関連記事(同じ日に同じ場所で撮影)
ナツグミの花で吸蜜するクマバチ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】


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