2019年10月上旬・午後14:20頃・くもり
堤防の土手に咲いたアキノノゲシの群落でイチモンジセセリ(Parnara guttata)が訪花していました。
初めは翅を閉じて吸蜜していたのですが、途中から半開きになりました。
共に普通種ですけど、意外にもこの組み合わせは初見です。
同一個体を追いかけて撮影しました。
花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:29〜)
後半は吸蜜しながらも閉じた翅を小刻みに震わせて準備運動(アイドリング)していました。
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イチモンジセセリ:翅裏@アキノノゲシ訪花吸蜜 |
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イチモンジセセリ:翅表@アキノノゲシ訪花吸蜜 |
2019年10月上旬・午前11:15頃・晴れ
溜池でカルガモ(Anas zonorhyncha)が群れで採食する様子を撮っていると、軽い喧嘩があちこちで勃発しました。
繁殖期が近づいて気が立っている♂同士の小競り合いなのかな?
カルガモの性別を見分けられないのが残念です。
シーン1:
カルガモAが水中に頭を突っ込む逆立ち姿勢になり、後脚の水かきでバシャバシャ水を掻きながら池の底で採食しています。
Aが採食後に水面を遊泳していると、右から別個体Bが急いでやって来ました。
BはAを追い越すと、左で更に別個体Cと正面衝突し、頭突きで押し合いを始めました。
1/5倍速のスローモーションでまずはご覧下さい。
短時間ながらも激しい喧嘩になり、水中に一瞬潜ったのでどちらが勝ったのか不明です。
たまたま近くに居た個体も驚いて逃げ惑い、喧騒状態になりました。
互いに離れると各々が軽く水浴して翼を大きく広げ、羽ばたきました。
これはおそらく闘争後の転移行動なのでしょう。
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シーン2:
溜池の岸に近い浅瀬で2羽のカルガモD,Eが逆立ち採食を繰り返しています。
水中に頭を突っ込む逆立ち姿勢になりながら後脚の水かきでバシャバシャ水を掻いています。
仲良しの番なのかと思いきや、途中で別個体Fが右からやって来て、1羽を嘴でつつく真似をして追い払いました。
餌場の場所取りまたは♀の奪い合いなのかと思いきや、Fがあっさり泳ぎ去ってしまったので意味が分かりません。