2018年9月中旬
小雨がぱらつく朝、蓮池で4羽のカルガモ(Anas zonorhyncha)が群れになって元気に泳いでいました。
大きな蓮の葉の下に入れば雨宿りができそうですけど、カルガモは雨に濡れても全く気にしません。
岸辺から逃げないのは、誰かに餌付けされていて、私が給餌するのを密かに期待しているのかもしれません。(私は野鳥に給餌していません。)
黄葉した桜の落ち葉が水面に浮いていて、カルガモの胸にへばりついていました。
カルガモの個体識別ができたら観察がもっと楽しくなるはずですけど、私には性別も見分けがつきません。(¶追記参照)
夏が過ぎても未だ少し咲いているハスの花も一緒に撮れば良かったですね。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
¶【追記】
孝森まさひで『カモ類の観察:身近な水鳥の観察ガイド』によれば、カモ類の中でカルガモだけが雌雄同色なのだそうです。
カルガモの♂が♀と同じ色をしているのは、繁殖期に日本で子育てをするカモが他にはほとんどいないので、♀が他種の♂と間違えることがないためではないかと考えられている。 (p53より引用)
農業関係のテレビ番組を見ていたら、レンコンを栽培するハス田で鳥が地下茎を食害するため、防鳥ネットを張る対策が必要だという話を耳にしました。
半信半疑で調べてみると、マガモやオオバンなどが水中で倒立して水面下約20~40cmの深さにあるハスの地下茎を夜に食害する(夜行性)のだそうです。
この蓮池では、鳥害対策を何もしていないのに、マガモもオオバンもなぜか見かけたことが一度もありませんし、ハスの大群落に食害の影響は現れていません。
ここで唯一見かけるカモ類は、カルガモです。
カルガモは典型的な潜水ガモではなく、むしろ水面採餌ガモなので、蓮池の水深が充分に深ければ水中に潜ってもハスの地下茎に届かないのかもしれません。
あるいは、池で鯉やカルガモに給餌するヒトが代わる代わる現れるために、ここのカルガモはわざわざレンコンを食べる必要がないのかもしれません。
苦労しているレンコン農家には申し訳ないのですが、鳥がレンコンを採食する様子を観察してみたいものです。
夜行性のカモ類だとすると、撮影するのは難しそうです。