2014/09/26
ミドリヒョウモン♀の交尾拒否
2014年7月中旬
山間部の道端に咲いたオカトラノオの花でミドリヒョウモン♀(Argynnis paphia)が翅を緩やかに開閉しながら吸蜜していました。
そこへ同種♂が飛来し♀の真後ろに着陸したものの、またすぐに花から飛び去りました。(@0:45)
♀が交尾拒否したのでしょうか?
♂に迫られた瞬間の♀の行動に注目すると、翅をやや閉じましたが完全には閉じていません。
♀が腹端を持ち上げたかどうかは、翅に隠れてよく見えませんでした。
最後に引きの絵にすると、手前のオカトラノオ群落に多数の♂が訪花中。
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チョウ・ガ(鱗翅目),
配偶行動
ユリズイセンの花蜜を吸うクロマルハナバチ♀
2014年7月中旬
家庭菜園の端の花壇に咲いたユリズイセン(=アルストロメリア)の花でクロマルハナバチ(Bombus ignitus)のワーカー♀が吸蜜していました。
本種は舌が短く盗蜜癖があることで知られますが、予想に反して盗蜜は行わず、花筒に頭を突っ込んで正当訪花しています。
後脚の花粉籠は空荷でした。
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
2014/09/25
繭を紡ぐ白毛のオビガ(蛾)終齢幼虫【早回し映像】
2014年7月中旬
▼前回の記事タニウツギの葉裏に隠れていたオビガ(Apha aequalis)の幼虫を新たに採集してきました。
オビガ(蛾)終齢幼虫の営繭失敗【微速度撮影】
今季2匹目の飼育個体bは白毛です。
食欲が無くなり徘徊を始めたので、いつものように営繭の足場となる紙箱(ティッシュペーパーの空き箱)に閉じ込めてやりました。
(※ 正確には、経過を監視するために透明プラスチック容器内に半分カットした紙箱を足場として入れてやりました。)
するとやはり、紙箱の天井に登ると隅に絹糸を紡ぎ始めました
なぜか初めはおそろしく動きが緩慢で、散発的にしか動きませんでした。
紙箱の天井隅から一度落下したものの、しばらくすると自力で戻り、本格的に営繭を始めました。
10秒間隔でインターバル撮影した計3,899枚の写真から早回し映像を制作しました。
完成した繭に1円玉を並べてみる。 |
微速度撮影した映像の心地よく感じる速度は人によって好みが違うようです。
更に倍にスピードアップした早回し映像をブログ限定で公開します。
せっかく繭を紡いだのに、実はこの個体bはヤドリバエに寄生されていました。
つづく
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チョウ・ガ(鱗翅目),
発生,
微速度撮影
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