2014/04/10
ハエを威嚇し追い払うマダラスジハエトリ♂亜成体【蜘蛛:ハイスピード動画】
2014年2月上旬
マダラスジハエトリの飼育記録7
マダラスジハエトリ♂亜成体(Plexippoides annulipedis)の生き餌として、ようやく見つけたヒメフンバエ?を投入してやりました。
ところがこの日のクモは全く食欲が無いようで、目の前をハエが横切っても知らぬ顔。
第一歩脚を万歳のように振り上げて威嚇したり、煩わしそうに追い払ったりすることもありました。
近寄ってくるハエを警戒しつつ?歩脚の先で叩き落とす様子はまるで猫パンチのようです。
その様子を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
「狩りの失敗」とは明らかに異なる行動です。
その度に驚いたハエはもんどりうって転がり落ちます。
飛んで逃げても、容器の壁にぶつかって落下します。
そのまま同居を続けると結局クモは空腹になり、ハエを捕食していました。(映像なし)
従って、「フンバエは臭いので嫌だ」などの理由による好き嫌いではありません。
満腹であれば面白半分で殺生したり、うざいからという理由で同居者を殺めることはしないようです。
下手に攻撃すると万一反撃された場合に負傷するリスクもあるので、空腹でなければ攻撃性を自重するようプログラムされているのでしょう。
つづく→シリーズ#8
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2014/04/09
ナミツチスガリの巣穴を訪れる寄生ハエ
2013年8月中旬
ナミツチスガリ(Cerceris hortivaga)の集団営巣地で一つの巣口を観察していると、おそらく♀の寄生ハエ(種名不詳、ニクバエ科?)が何匹も集まって来ました。
入り口で巣坑を覗き込むもすぐに飛んで逃げる…という行動を繰り返しています。
あるいは入れ替わり立ち代り複数の寄生ハエ♀が訪れているのかもしれません。
一瞬の間に幼虫を産仔しているのでしょうか?
素人目にはそのように見えないのですが、ハエが侵入して幼虫を産仔していないのであれば、穴の奥でナミツチスガリ♀が巣を守っているのかもしれません(在巣かどうか未確認)。
巣穴の上空をハエが激しく飛び回っています。
互いに空中戦のようになることもありました。
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寄生
ケヤキの葉裏から飛ぶアブラゼミ
2013年8月中旬
民家の庭でアブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata)がケヤキの葉裏から飛び立ちました。
セミが木の幹ではなく葉裏に止まっているのはちょっと珍しい?と思って撮影。
今思うと、羽化直後だったかもしれませんね。
近くに幼虫の抜け殻があったかどうか、気をつけて見ていませんでした。
辺りの蝉しぐれがうるさくて、この個体が鳴いていたかどうか、つまり性別は不明です。
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