2012/10/26

メジロ(野鳥)@マユミ枝



2012年7月中旬

飛来したメジロが池の畔に生えたマユミの枝に止まりました。
警戒しているのか、池で水浴せずに飛び去りました。
つがいなのかな?
2羽では未だ「目白押し」とは呼べませんね。




2012/10/25

エントツドロバチ♀が泥巣に芋虫を搬入



エントツドロバチの営巣観察@東屋軒下:その3

2012年7月下旬

山道の休憩所で軒下のあちこちにエントツドロバチOrancistrocerus drewseni
)が幾つも泥巣を作っています。
地上からの高さは230cm。

泥巣SSE-Lを監視していると、狩りに出かけていた蜂が帰ってきました。
煙突の入口直前まで木の柱を登ったところで滑落したのか、アプローチをやり直し。

麻酔したイモムシを大顎で咥え脚で抱えて運ぶので、蜂の背側からは獲物がよく見えません。
搬入前に一瞬だけ見えた獲物は褐色の細長いイモムシでした。
なんとか工夫して側面から撮影すればよかったですね。

その後も何度か通ってみたものの、残念ながらこの集団営巣地での定点観察は思い通りにいきませんでした。
営巣基質(材木)と巣材(泥)の接着相性が悪いようで、せっかく巣作りしても泥が乾くと数日後に次々と剥落崩壊してしまうのです。
随時給餌というドロバチにしては珍しい習性を見届けたかったのに残念無念。
蜂を個体識別するため何匹かマーキングしてみたのですが、無駄骨でした。

自然営巣を当てにしていたのでは埒があきません。
やはり竹筒トラップを仕掛けて腰を据えて定点観察するしかなさそうです。

【追記】
『日本動物大百科10昆虫Ⅲ』p28によれば、
オオカバフドロバチ(=エントツドロバチ)は、竹筒や家の軒下のクマバチの古巣などに営巣し、入り口に泥で煙突をつくり、気まぐれな狩りをする。母バチは、時により幼虫の発育途中で給餌することがあり、育房内での母と子(幼虫)の接触が生じる。日本のドロバチ類では数少ない亜社会性のカリバチである。



ボルトの上下に2つの泥巣が作られている。


ラベンダーを訪花するクズハキリバチ♂の羽ばたき【ハイスピード動画】



2012年7月下旬

山麓の花壇でラベンダーの花に次から次へと離着陸を繰り返すオオハキリバチ♂(Megachile sculpturalisをハイスピード動画(220fps)に撮ってみました。

飛び立つシーンは意外に体が重そうです。
なぜか雄蜂ばかりが無数に飛び回り、羽音がワンワンうるさいぐらいでした。


【追記】
第2腹節の背板に明瞭な帯があるので、オオハキリバチ♂ではなく、クズハキリバチ♂(Megachile pseudomonticola)ですかね?
しかしクズハキリバチ♂なら頭楯だけでなく頭楯上区にも黄白色の毛が密生するはずなのに、頭楯の白いちょび髭しかありません…。



▼関連記事(2年後の撮影。240fpsハイスピード動画)

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