2012年7月中旬
アカソの群落で見つけたサシガメの幼虫。
腹部だけが派手なオレンジ色で、あとは黒色です。
葉の上をゆっくりと歩行徘徊しています。
行き止まりの葉先でゆっくりUターン。
採寸にも協力的で、差し出した定規の上も歩いてくれて体長5mmと判明。
自分なりにネット検索で調べると、どうやらオオトビサシガメの若齢幼虫のようです。
(なかにはシマサシガメの幼虫としている方もいらっしゃって、迷うのですけど…。)
カメムシBBSに投稿してみたところ、かりしうすさんよりオオトビサシガメ(Isyndus obscurus)の幼虫とご教示頂きました。
成虫はよく見かけますけど、若齢幼虫がこんな派手な装いだとは知りませんでした。
クロアゲハの飼育記録:その2
2012年7月中旬・室温28℃→30℃
食草のサンショウを枝ごと水切りして花瓶(ペットボトル)に生け、クロアゲハ(Papilio protenor)の幼虫を飼育しました。
昼間に活動する様子を微速度撮影してみました。
10秒間隔でインターバル撮影した1584枚の写真を素材にして早回し映像を作成しました。
4時間24分間の様子から動きの無い休息時間を省き、摂食行動や移動シーンのみを編集した映像をご覧下さい。
食欲旺盛の幼虫は枝の先から山椒の葉を丸坊主にして行きます。
毎日、糞を大量に排泄するので、下には新聞紙を敷いてあります。
芋虫を飼育する上で一番大切なポイントは、花瓶の口にスポンジなどでしっかり栓をして幼虫が水に落ちて溺死しないようにすることです。
興味のある方はノーカット版もご覧下さい。
休憩や脱糞行動も全て記録してあります。
食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活であることが実感できます。
つづく→「山椒の葉を蚕食するクロアゲハ♀4齢幼虫のマクロ動画」
2012年7月上旬
山中の沼の畔に潜んで、水浴びに来る野鳥を隠し撮りしました。
「混群で飛来した」という状況を視野の狭いテレコン(望遠レンズ)で記録・表現するのはなかなか難しいのですけど、メジロとシジュウカラが混浴する様子をなんとか撮れました。
シジュウカラは黄色っぽいので巣立ったばかりの幼鳥なのかな?