2012/04/09
室内羽化したオオフタオビドロバチ成虫♂R2a
(少し古いネタですが、壊れたHDDからようやく復旧できた動画を公開します。)
オオフタオビドロバチ(Anterhynchium flavomarginatum)の飼育記録
2011年6月上旬
竹筒トラップを仕掛けて営巣を観察した後、竹筒を割って採集した幼虫(蜂の子)を室内飼育してきました。
前蛹で越冬してようやく初夏に成虫が羽化しました。
プラスチックのピルケースを人工育房として一匹ずつ飼育しました。
映像の個体は竹筒R2育房a(一番奥の育房)由来の♂です。
触角第一節の前面が黄色。
羽化の瞬間は観察できず残念でした。
ピルケースから脱出しようと徘徊し、隅を噛んでいます。
水で湿らせたティッシュを丸めて与えてみました。
水を飲んだり身繕いしている間にハチの胸背に水色の油性ペンでマーキングを施しました。
Labels:
ハチ・アリ(膜翅目),
飲水,
発生
2012/04/08
アカゲラ♀が朽木の巣穴を物色・侵入【野鳥】
ゴジュウカラ巣穴の定点観察記3
2012年3月下旬
ゴジュウカラ(Sitta europaea)が営巣を始めた巣穴を雪の日に監視していると、アカゲラ♀(Dendrocopos major)が飛来しました。
巣穴の入口に止まって物件を覗き込むと、そのままヒョイと侵入しました。
どうやらゴジュウカラは外出中のようです。
慌ててピンボケの映像になってしまいましたが、侵入シーンを撮れたのはこれだけなので、個人的な記録のために公開します。
この後アカゲラ♀が巣穴から出て行くシーンやゴジュウカラとの喧嘩などは見ていません。
てっきり啄木鳥の古巣をゴジュウカラが再利用しているのかと思っていたのですが、実はアカゲラが使用中の巣をゴジュウカラが乗っ取ろうとしているのだろうか?(あるいは逆かも?)
この優良物件が一体誰の巣穴なのか分からなくなってきました…。
(つづく→その4)
2012/04/07
巣穴から木屑を捨てるゴジュウカラ【野鳥】
ゴジュウカラ巣穴の定点観察記2
2012年3月下旬
朽木を5日後に再訪すると、ゴジュウカラ(Sitta europaea)が同じ巣穴に出入りしていました。
巣穴の中を掃除/掘削しては木屑を外に捨てているようです。
ここで本格的に営巣すると決めたのでしょうか。
まるで鳩時計のように規則正しく入り口に顔を出しては嘴に咥えた木屑を外に捨てています。
中のゴミを拾い集めているのかと思いきや、自らも巣穴の壁面を嘴で突ついたり毟り取ったりした木屑を捨てています。
やがて
このとき細長い木片(樹皮?)のような物を咥えて入巣したのが不思議です。
巣材を運び入れているのだろうか。
ところが持ち込んだ木片を咥えて何度も入り口に顔を出すものの、飛び出すのを躊躇しているようです。
ようやく木片を咥えて飛びたち、すぐに空荷で帰巣しました。
(個体識別できていないので、帰巣したのは別個体である可能性もあります。)
求愛給餌とも違うようですし、一体何がしたかったのやら謎です。
小雪がちらつく中、離れた位置のカラマツの大木をブラインド代わりに隠し撮りしました。
しかし、どうも次第にゴジュウカラが私の存在を警戒し始めたような気がします。
次回はブラインドに工夫してみます。
(つづく→その3)
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