2021/11/11

毛虫を運ぶムネアカオオアリ♀

 

2021年8月下旬・午前11:25頃・晴れ 

里山の尾根道でムネアカオオアリCamponotus obscuripes)のワーカー♀が毛虫を咥えて前進歩行していました。 
獲物を巣に運んでいるのです。 
道中であちこちに獲物が引っかかって運びにくそうです。 
最後は落枝の下に潜り込んだアリを、見失ってしまいました。 
尾根道の左右は雑木林です。 

毛虫は薄い黄緑で胸部だけが白く毛が疎らに生えていました。 
蛾の幼虫だと思うのですが、どなたか種類を見分けられる達人がいらっしゃいましたら教えて下さい。 
幼虫は既に死んでいるのか無抵抗でした。 
脱皮途中に襲われた可能性もありますかね?
   

2021/11/10

風媒花オオバコの花粉を舐めるホソヒラタアブ♀

 

2021年8月下旬・午前11:10頃・晴れ 

山道でまばらに生えたオオバコホソヒラタアブ♀(Episyrphus balteatus)が訪花していました。 
花穂に止まるときは羽ばたきを止めて翅を斜めに広げています。 
雄しべの葯の花粉を舐めていました。 
複眼の形状から♀と分かります。 
オオバコは風媒花なので、蜜腺は発達していないはずです。 
したがって、ホソヒラタアブ♀は花蜜が目当てなのではなく、花粉を食べにきたのでしょう。 
少しホバリングして花穂の回りを少し回ると、再び花穂に止まり直し、花粉を舐めます。
   

ハクチョウソウの花で吸蜜・集粉するニホンミツバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年8月下旬・午前6:10頃・晴れ 

街なかの民家の玄関先でこじんまりした花壇に咲いたハクチョウソウ(=ヤマモモソウ、ガウラ)の群落にニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜時には羽ばたきを止めています。 
花蜜を吸い終わると一旦飛び立ち、花の手前でホバリングしながら雄しべの束にしがみついて集粉しています。 
このときは羽ばたきを止めないので、振動集粉になっているのかもしれません。 

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:41〜) 
次の花へ飛びながら空中で左右の脚を擦り合わせています。 
伸ばしたままの舌を前脚で拭うこともありました。 
体に付着した花粉を後脚の花粉籠にまとめているのです。 
その結果、後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を満載しています。
関連記事(6年前の撮影)▶ ハクチョウソウの花で採餌するニホンミツバチ♀

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