2020/09/29

ナツメの花蜜を吸うセグロアシナガバチ♀



2020年7月中旬・午後14:30〜15:00頃・くもり

民家の庭木ナツメセグロアシナガバチPolistes jokahamae)のワーカー♀が訪花していました。
飛び回り吸蜜する様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

梅雨時の虫撮りはとにかく悪条件でストレスが溜まります。
曇り空で風揺れが激しく、しっかり合焦する前にハチが飛び去ってしまうのです。
4日間隔で2回観察に行ってようやく撮りためた短い映像をまとめました。

キアシナガバチ♀もちらっと見かけたのですが、撮り損ねました。




モミ樹上に集まり羽繕いする夕方のアオサギ(野鳥)



2020年7月中旬・午後18:20頃・晴れ

西から飛来した1羽のアオサギArdea cinerea jouyi)が池畔にそびえ立つモミの巨木の樹冠に着陸しました。
(映像はここから。)
この個体aがモミの梢で羽繕いを始めると、風になびく羽毛が西日を浴びて、なかなか絵になります。
モミの枝には未熟な球果が上向きに多数実っていました。

▼関連記事(3年前の撮影)
モミの樹幹で羽繕いするアオサギ(野鳥)

少し引きの絵にすると、右の枝にも先客の別個体bが止まっていることに気づきました。
しかし、このアオサギbはすぐに飛び去ってしまいました。
遠い対岸からカメラを向けている私を目敏く見つけて警戒したのでしょうか?

一方、モミ樹冠に残った個体aは翼を広げてバサバサと振ったり、羽繕いを続けていました。
やがて、翼を広げてバランスを取りながら危なっかしい足取りで梢を歩いて移動します。
足場が不安定な枝の末端から幹に近い方へ移動したのかな?
その結果、枝葉に隠れて私から死角になってしまいました。
ずっと見ている私から身を隠したかったのかもしれません。

撮影中は全く気づかなかったのですが、ズームアウトすると、3羽目のアオサギcが同じモミの大木の下部の枝に止まっていました。(@2:00, 3:20)
もしかすると、このモミの木はアオサギの集団塒で、夕方になると続々と集まって来るのかもしれません。
残念ながらこの日は日没時刻(19:00)まで粘って観察することができず、今後の宿題です。

※ 動画編集のミスで無音になってしまいました。
アオサギは鳴き声を発していなかったので、そのままお届けします。




2020/09/28

ヤブガラシを訪花するアルマンアナバチ♂の羽ばたき【ハイスピード動画】



2020年7月中旬・午後15:55頃・くもり

川の堤防に蔓延るヤブガラシの群落で黒い狩蜂が忙しなく訪花していました。
てっきり見慣れたコクロアナバチかと思い、240-fpsのハイスピード動画しか撮りませんでした。
スローモーションの映像をよく見直してみると、後脚だけ赤いことに気づきました。
アルマンアナバチ♂(Isodontia harmandi)と出会えたのは初めてです。

吸蜜を済ませると羽ばたいて飛び去りました。
その間、ベニシジミLycaena phlaeas daimio)も近くのヤブガラシの葉に止まって翅を休ませていました。

今回の個体は顔の頭楯が白いので、おそらく雄蜂♂ではないかと思います。(もし間違っていたらご指摘願います。)
ネット検索でアルマンアナバチ♀の顔が黒いことは標本写真で確認したのですが、雄蜂♂の顔写真が探しても見当たりません。
蝶やトンボの図鑑と異なり、ハチの図鑑は雌雄♀♂の見分け方が逐一記述されていないことが多く、その点がいつも不満です。


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