2020/04/06

ハクセキレイ若鳥と成鳥♀の家族群が水路沿いで虫を捕食(野鳥)



2019年10月中旬・午後14:50頃

川の本流に注ぐ用水路沿いでハクセキレイMotacilla alba lugens)の家族群が採食していました。

水路のコンクリート護岸の苔むした段差で2羽いました。
左の個体Lは、顔が黄色っぽいので若鳥ですね。

(ハクセキレイの)若鳥♀:顔に黄色味があり、頭上から体の上面は褐色見のある灰色。 (『フィールドのための野鳥図鑑:水辺の鳥』p157より引用)



右の個体(♀成鳥)は羽繕いしてから、水路上の蚊柱を目掛けて飛び込み、反対側の護岸に移動しました。(死角で見えず)

カメラを左に向けると、日当たりの良い河川敷でもう1羽の若鳥が採餌していました。
周囲を飛び回るトンボを目で追って首を傾げています。
地面で枯れ始めた雑草に向かって急に駆け寄ると、何か昆虫を捕食しました。(@0:40)
次は水路の近くまで歩いてくると、コンクリート護岸上で再び虫を捕食。
残念ながら獲物の正体は不明です。
その後はコンクリート護岸の縁に佇み、水路を見つめています。
いつの間にか他の2羽はどこかに居なくなっていました。
成鳥♂も少し離れた所に居たはずですが、撮り損ねました。

実はこの直前に、河川敷で2羽のハクセキレイによる激しい空中戦を目撃しています。
子別れなのか縄張り争いなのか分かりませんが、動画で記録できなかったのが残念です。


ハクセキレイ若鳥(野鳥)@河川敷+虫捕食
ハクセキレイ若鳥(野鳥)@水路:コンクリート護岸

2020/04/05

メハジキの花蜜を吸うヤマトツヤハナバチ♀とヤノトガリハナバチ♀



2019年10月上旬・午後13:55・晴れ

つづら折れになった峠道の横に咲いたメハジキの群落で、ヤマトツヤハナバチ♀(Ceratina japonica)と思われる小型のハナバチが訪花していました。(少なくとも2匹登場)
頭楯の斑紋から♀と分かります。

そこへヤノトガリハナバチ♀(Coelioxys yanonis)と思われる別のハナバチも1匹飛来し、近くで訪花していました。
腹端が尖っているので♀です。
労働寄生種なので♀も花粉を集めません。
メハジキに正当訪花を繰り返し吸蜜しています。

2種類のハナバチ♀は互いに無関心で、各自が吸蜜を続けています。

メハジキの花には千客万来でした。
実はハキリバチの仲間(種名不詳)も飛来し、ヤマトツヤハナバチ♀と一瞬ニアミスしています。(@0:06)
ここで訪花昆虫をじっくり撮影しても面白そうだったのですが、別の用事があった私は先を急ぎます。


ヤマトツヤハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜
ヤマトツヤハナバチ♀+ヤノトガリハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜
ヤノトガリハナバチ♀@メハジキ訪花吸蜜

ラベンダーの花蜜を吸うヒメアカタテハ



2019年10月中旬・午後13:15頃・晴れ

郊外の住宅地で道端の花壇に咲いたラベンダーの群落にヒメアカタテハVanessa cardui)が訪花していました。

路肩に倒伏してしまったラベンダーの花穂で翅をしっかり閉じたまま吸蜜していました。
途中から半開きの翅を開閉するようになり、日当たりの良い花穂に移動すると翅を全開にして吸蜜を続けます。


ヒメアカタテハ:翅表@ラベンダー訪花吸蜜
ヒメアカタテハ:翅裏@ラベンダー訪花吸蜜

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