2019/05/07

セイタカアワダチソウの花蜜を吸うオオセイボウとウラナミシジミ♀



2018年11月上旬

川の堤防沿いに咲いたセイタカアワダチソウの群落でオオセイボウStilbum cyanurum pacificum)とウラナミシジミ♀(Lampides boeticus)が訪花していました。
吸蜜しています。
すぐ裏手が住宅地なのに、オオセイボウというまさかの美麗種に出会えて感激しました。

ウラナミシジミが飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、広げた翅表の色が地味なので、♀と判明。
ハナアブ類もたくさん来ていましたが、セイタカアワダチソウの花でニアミスしても互いに無関心でした。


オオセイボウ+ウラナミシジミ♀@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜
オオセイボウ@セイタカアワダチソウ訪花吸蜜

2019/05/06

セグロセキレイ♂とハクセキレイ♀が出会う夕方の河原(野鳥)



2018年10月下旬・午後16:15頃

夕方の河原で1羽のセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)が石の上で羽繕いしていました。
足元の石に嘴を盛んに擦り付けています。
私のフィールドで見かけるセキレイ類の中では、ハクセキレイが優占種です。
対岸でやや遠いのですが、私にとってセグロセキレイはちょっと珍しいので、何をしていても興味を持って注目してしまいます。
やがてセグロセキレイ♂が石の上で白い糞を排泄しました。(@1:07)

そこへ1羽のハクセキレイ♀(Motacilla alba lugens
が飛来し、近く(画面右下)の石の上に着陸しました。(@1:56)
ハクセキレイ♀も同様に石の上で羽繕いしたり、河原を探餌徘徊したりしています。

2種のセキレイが微妙な距離を保ちつつ、互いに縄張り争い(排斥行動)しないのが不思議でした。
数分前には同じ河原でハクセキレイがカワラヒワを追い払っていたのに、
ニッチが近いはずのセグロセキレイに対しては対応がまるで違います。
▼関連記事
河原でカワラヒワと縄張り争いするハクセキレイの群れ(野鳥)

セグロセキレイ♂が川床から垂直に伸びている小枝(流木?)の天辺に跳び乗ったのは、ハクセキレイに対して少しでも優位性を示すためなのですかね?(@2:05)
その小枝の上でセグロセキレイ♂は念入りに羽繕いを続けます。
一方ハクセキレイ♀は「お山の大将ごっこ」のように一段高い
その小枝(戦略拠点?)を奪還しようとしないので、私の考えすぎでしょう。

集団塒でハクセキレイとセグロセキレイが混群を形成しているのを見たことがあります。
夕方の塒入りの時刻が近づくと、互いに縄張り争いをする衝動(縄張り意識)が薄れてくるのかもしれません。

嘴の動きを見ると、セグロセキレイ♂は止まり木で頻りに鳴いているようですが、遠くてよく聞き取れません。
再び止まり木から脱糞しました。(@3:19)
最後は別々の方向に飛び去りました。(ハクセキレイが先に動いた)


コスモスの花を食害するヨトウガ(蛾)幼虫【30倍速映像】



2018年10月下旬・午後21:37〜22:34

ヨトウガ(蛾)幼虫の飼育記録#12



▼前回の記事
コスモスの筒状花を味見するヨトウガ(蛾)の幼虫

ヨトウガMamestra brassicae)の幼虫(俗名ヨトウムシ:夜盗虫)コスモス(秋桜)の花を食い荒らす様子を微速度撮影してみました。
30倍速の早回し映像をご覧下さい。

コスモスの外側にある舌状花のピンク色の花弁だけでなく、中央部の黄色い筒状花も少し食べてるようです。
食事中に腹端の肛門からピンク色の糞を計2回排泄しました。
幼虫が花の上を徘徊すると、糞が乗っていた花弁が傾いて、糞が落下しました。
花弁を未だ食べ残しているのに、最後は細い茎を降りて行きました。

夜盗虫はその名の通り夜行性とされているのですが、夜の撮影のために照明を当てても気にせず活動的です。
光を嫌う(負の走光性)というよりも、体内時計で夜行性になっているのですかね?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→#13:クズの葉を食べ脱糞するヨトウガ(蛾)の幼虫【100倍速映像】



↑【おまけの動画】
早回し速度を少し落とした10倍速の映像をブログ限定で公開します。



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