2014/06/10
藤を訪花するオオマルハナバチ創設女王
2014年5月中旬
クリの高木に巻きついたフジの花が満開に咲いています。
蔓は右巻きなので、ヤマフジではなくフジですね。
ヤマフジの分布は西日本に限られるらしいので、北国の当地では初めから除外できそうです。
オオマルハナバチ(Bombus hypocrita)が忙しなく飛び回りフジを訪花していました。
この時期はワーカー♀ではなく、単独営巣期の創設女王だと思います。
花に止まって身繕いしている個体もいました。
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訪花
吸水から飛び立つフタスジコスカシバ♂【蛾:ハイスピード動画】
2014年5月中旬
山腹の林道の轍にできた水溜まりが千客万来の水場になっていました。
フタスジコスカシバ♂(Synanthedon pseudoscoliaeformis)が泥を舐めて吸水(ミネラル摂取?)しているようです。
口吻を伸ばしているかどうかよく見えなかったのですが、飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画で撮るためにHDモードから切り替えました。
その後は近くの葉に止まって身繕いしていました。
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2014/06/09
ヤマトゴキブリの飼育容器にはバターを塗れ!(終齢幼虫)
2014年5月中旬
台所で新たにヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)終齢幼虫♀bを見つけて捕獲。
3匹目は成虫ペアとは隔離して飼育してみます。
以前とは違って、幼虫もプラスチックの垂直壁面を軽々と登りました。
気温が上がり活動性が増したせいでしょうか。
翅を持たない幼虫の間は飛んで逃げる恐れはないものの、飼育するなら脱走防止策をしっかり講じる必要があります。
飼育容器の内側の縁にバターを塗ると、ゴキブリは脚が滑ってよじ登れなくなります。
これはバター・トラップと呼ばれる古典的なゴキブリ捕獲法の応用です。
こんなかんたんな対策をするだけで、蓋を開けっ放しの状態で観察・撮影しても脱走の恐れがなくなりました。
ただしバターが古くなると効果が薄れるので、塗り直す必要があります。
容器内の視認性が悪くなるのは仕方がありません。
登るのを諦めたゴキブリは足先に付いたバターを舐めています。
動物性脂質の補給にもなり、一石二鳥かもしれません。
ちなみに、この個体は後に羽化して♀と判明。
バターを塗る前後でゴキブリの登攀能力を比べる映像を撮るべきでしたね。
後にヤマトゴキブリの成虫♂を用いてバタートラップの原理および作り方の映像を撮り直しました。
※ バターの代わりにマーガリンでも良いらしい。(『ゴキブリを調べる』p12より)
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ヤマトゴキブリの飼育容器にはバターを塗ろう!(成虫♂)
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