2013/03/04
飛べ!トビ【冬の野鳥:ハイスピード動画】
2013年1月上旬
電線に止まっていたトビ(Milvus migrans)が羽ばたいて飛び立つ瞬間を220 fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
長時間粘って撮り続け、ようやく飛んでくれたと思ったら、肝心なときにメモリーカードの書き込みエラーが発生し尻切れトンボになってしまいました…。
何て日だ!!
後半は更に1/4倍速のスローモーションでリプレイしました。
2013/03/03
タケニグサ葉裏の初期巣で肉団子を咀嚼するキボシアシナガバチ創設女王
2012年7月下旬
道端で背高く伸びたタケニグサの葉裏にキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の創設女王が営巣していました。
育房内には卵と幼虫だけで、未だワーカーの羽化していない初期巣のようです。
この時期にしてはかなり営巣が遅れた巣です。
おそらく何らかの理由で新しく巣を作り直したものと思われます。
女王蜂は狩りから戻った直後のようで、下向きの巣に脚でぶら下がりつつ獲物の白い肉団子を咀嚼しています。
アシナガバチの創設女王は穏やかな性質であることが普通ですが、珍しく気が荒い個体でした。
間近でストロボを焚いたり接写を続けていたら警戒が高まり、怒って飛びかかって来ました。
肉団子ができたら幼虫に給餌するはずですが、女王様の逆鱗の触れてしまったので、おとなしく退散しました。
初期巣の育房内には幼虫と卵 |
初期巣@タケニグサ葉裏・全景 |
やや警戒している。翅を半開きにすると危険の兆し。 |
Labels:
ハチ・アリ(膜翅目),
給餌
藤の種子と蔓の皮を採食するニホンザル♀
2013年1月下旬
雪山で野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れを追っていると、樹上から何かをバリバリ噛み砕く音が響いてきました。
見上げると、木に登った猿が枝に絡みついたフジの蔓から細長い豆果を次々ともぎ取り、採食しています。
固い豆果を歯で割ると、中の種子をほじくり出して食べているようです。
種子は樹皮よりも遥かに栄養価が高そうです。
里の集落から猿を追い払うため爆竹を連射する音が聞こえてきます(猿害対策)。
麓で悪さをしていた(?)猿の一群が慌てたように続々と山へ逃げ込んできます。
一方、樹上の猿は振り返り、豆果を落としました。
犬の鳴き声のようなニホンザルの警戒声も遠くから聞こえてくるので、そちらを見下ろしています。
しかし自分には危険がないと分かると、枝に座ったまま採食を再開。
写真では胸に乳首を認めたので、素人判断で若い♀なのかな?と思いました。
しばらくすると私が更に近づいたため、樹上の2頭が逃げるように相次いで木を下り始めました。
初めの一頭は地上の雪道を逃げ去り、もう一頭は低い枝に留まり採食再開。
後ろ姿で分かり難いのですけど、今度はフジの蔓を引き寄せて樹皮を直接齧っているようです。
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