2012/03/23

枝の枯葉をつつくシジュウカラ♂(冬の野鳥)



2012年1月上旬

里山で落葉樹の枝にシジュウカラ♂を二羽見つけました。
小枝に残った枯葉を嘴で突ついては食べられる虫が隠れていないか探しているようです。
遠くでカケスがギャーギャー鳴いています。



2012/03/22

タケカレハ(蛾)終齢幼虫のオシッコ排泄



2012年3月上旬・室温18℃
タケカレハ幼虫の飼育記録

前日から絶食しているタケカレハEuthrix albomaculata directa)終齢幼虫a(体長74mm)が固形の糞を出し尽した後に、無色透明な液体をポタポタと排泄しました。
飼育容器の底に水たまりが出来るほどの量です。
初めて見るとびっくりしますが、この排尿は繭を紡ぎ蛹となるための準備です。
以前飼っていたクワコ終齢幼虫は営繭の最中に同様の排尿行動が見られましたが、今回のタケカレハ幼虫は営繭の前日でした。
本当は尿ではなく下痢便(水様便)と記すのが正しいのかもしれません。
これほど大量の水分を摂取していたとは驚きです。
食草が萎れないようにときどき霧吹きしていました。

通常の排便の際は尾端を左右に曲げたりしないのですが、このときは自らの体を排泄物で汚さないように注意しているのかもしれません(カマキリもこれをやります)。


翌朝からいよいよ繭を紡ぎ始めました→つづく


2012/03/21

タケカレハ(蛾)終齢幼虫の排便



2012年3月上旬・室温18~19℃

タケカレハ幼虫の飼育記録

タケカレハEuthrix albomaculata directa)幼虫の摂食シーンに続いて、念願だった排泄シーンをようやくマクロ動画に記録することができました♪
食欲旺盛な終齢幼虫は快食快便の日々です。
糞は緑色で、食草として与えたクマザサの葉緑素が残っています。
以前観察した違う種の芋虫・毛虫の糞は腸の断面を反映してロゼッタ状でしたが、タケカレハ幼虫の糞塊はロゼッタ形状は不鮮明でした。
見るからに糞の繊維分が多いせいでしょうか。
ちなみに草食性幼虫の糞には不快な悪臭は全くありません。
むしろ植物の良い芳香がします。

撮り損ねることが多いのですが、肛門がヒクヒクしていたので排便の前兆だと気づきました。
やがて立派な糞がモリっと排泄され容器の底にコトリと落ちます。
アングルを変えつつ三連発お届けします。
ごく一部のマニアには堪らない映像かもしれません。

撮影したのは2匹飼っている幼虫のうち大柄な個体aで、体長74mm。
みんなで作る日本産蛾類図鑑サイトを参照するとタケカレハ終齢幼虫の体長は60mmと記載されています。
私の飼育個体aは、かなり発育の良い大型な幼虫のようです。

(「タケカレハ終齢幼虫のおしっこ排泄編」につづく)

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