2011/10/28
オオチョウバエの徘徊と飛翔
2011年10月上旬
入浴していたら風呂場の壁にチョウバエの仲間を一匹発見。
“Eureka!“と叫んで湯船から素裸で飛び出し、カメラを掴んで急いで戻りました。
いざ接写しようとしたらレンズが急速に曇って焦りました。
(落ち着いて考えれば当然ですね…。)
生息環境ごと映像で記録するのが理想ですけど、仕方がないのでミニタッパで捕獲して持ち帰りました。
観察のため蓋の代わりにサランラップを張りました。
狭い容器内でもときどき飛びます。
炭酸ガス麻酔で動きを止めじっくり接写すると、どうやらオオチョウバエと判明。
翅脈が単純で、成虫の触角が3節だけからなる狭義のハエと異なり、チョウバエの成虫の触角は多数の節からなる点が印象的。
個人的には大騒ぎするほどの害虫とは思えないのですが(見た目も可愛いハートマーク♥!)、風呂場はまめに掃除したほうが良さそうです。
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アブ・ハエ・カ・ガガンボ(双翅目)
2011/10/27
アカオニグモ♂の懸垂下降
2011年10月上旬
林道沿いで紅葉したナナカマド?から糸でぶら下がっているアカオニグモ♂(Araneus pinguis)を発見。
これから網を張るのかと一瞬思ったのですが、すぐ横に垂直円網があります(甑が丁度目線の高さ)。
ひょっとして敵に襲われ緊急避難のため命綱に身を任せて網から懸垂下降(バンジージャンプ)したのだろうか。
しばらく見物していてもクモは一向に網に戻ろうとせず、風に吹かれてまるで空中でブラブラ遊んでいるようです。<
帰路にもう一度観察すると、アカオニグモ♂は円網には居ませんでした。
網の枠糸を辿って住居を探すと、葉裏(地上約180cm)に身を潜めていました。
2011/10/26
ホシヒメホウジャク?(蛾)がカメバヒキオコシに訪花ホバリング
2011年10月上旬・夕方
小川のほとりに咲いたカメバヒキオコシの紫の花でホウジャクの一種が忙しなくホバリングしながら長い口吻を伸ばし蜜を吸っていました。
後翅のオレンジ色が目にも鮮やか。
この群落は花蜜の量が少なかったのか、すぐ飛び去ってしまいました。
素人目にはなんとなく、ホシヒメホウジャクまたはホシホウジャクではないかと思うのですがどうでしょう。
スズメガ類の動画を撮っていていつも悩ましいのは、同定のためのストロボ写真撮影または採集のチャンスを逃してしまいがちなことです…。
こういうのも「虻蜂取らず」というのでしょう。
次回は折衷案でハイスピード動画に挑戦してみるつもりです。
関連記事はこちら→「ホシホウジャク?の吸蜜ホバリング(HD動画&ハイスピード動画)」
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別な日は写真を優先(下手糞…。動画なし) |
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ホシヒメホウジャク:また別な日は採集を優先(動画なし) |
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チョウ・ガ(鱗翅目),
飛翔,
訪花
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