2020/05/16

オニノゲシの花蜜を吸うヒメアカタテハ



2019年11月上旬・午前・晴れ

郊外の道端に咲いたオニノゲシの群落でヒメアカタテハVanessa cardui)が訪花していました。
この組み合わせは初見なので、いそいそと動画を撮り始めたら、横の道をトラックが通り過ぎてヒメアカタテハは飛び去ってしまいました。
吸蜜シーンを正面からしか撮れずに逃げられて残念無念。

飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、ヒメアカタテハと分かります。




朝の雑木林で採食するカケス(野鳥)



2019年11月中旬・午前7:30頃

川沿いの紅葉した雑木林の林床で2羽のカケスGarrulus glandarius)が採食していました。
カケスは警戒心が強く、私がカメラを構えるとすぐに相次いで飛び去ってしまいました。
少し遅れて飛び立った個体は、嘴でドングリを拾ったように見えました。
望遠レンズでズームインしてピントを合わせる前に食物を咥えたまま逃げられてしまい、残念!
カケスは冬に備えてドングリを貯食する習性があるそうです。

飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。


2020/05/15

白菜の葉裏に隠れるカブラヤガ♀(蛾)終齢幼虫



2019年11月下旬・室温19.3℃、湿度40%

カブラヤガ(蛾)の飼育記録#1


厨房で常温保存していたハクサイ(白菜)を剥いて鍋料理にしようとしたら、葉と葉の隙間に見慣れないイモムシを発見しました。
濃い黄土色の丸々と太った芋虫です。
調べてみると、カブラヤガAgrotis segetum)の幼虫でした。
この時点で終齢であることが後に判明します。

深緑色の泥状の異物は、幼虫の排泄した糞でしょう。
白菜の葉のあちこちに虫食い跡(食痕)もあります。
汚物を水で洗い落とし食害部位をカットすれば、我々ヒトが食べるのに問題はありません。
この白菜は農薬を使っていない新鮮な野菜である証拠です。

徘徊運動を動画撮影すると、照明の光を嫌がって葉の裏に潜り込もうとします。
しつこく何度も白菜の葉をめくって裏返しても同じでした。
幼虫を白日の下に晒すと、元気に逃げ出します。
虫食い穴を通って白菜の裏側に隠れようとします。
おそらくカブラヤガ幼虫は夜行性で、光を嫌う負の走光性があるのでしょう。
白菜を食害するシーンを動画で記録したかったのですけど、これではかなり難しいミッションになりそうです。

『イモムシハンドブック』p91によるとカブラヤガは幼虫越冬らしいのですが、試しにこのまま飼育してみましょう。


▼関連記事(4ヶ月前の夏に撮影)
夜にオオアワダチソウの花蜜を吸うカブラヤガ(蛾)【暗視映像】

つづく→カブラヤガ♀(蛾)終齢幼虫の防御体勢





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