2019年5月下旬
▼前回の記事
ミズキの花蜜を舐めるジョウカイボン
河畔林のミズキ大木で2匹のジョウカイボン(Lycocerus suturellus)が葉や花の上を徘徊していました。
少し飛んで花から葉に移動した個体が別個体とニアミスしました。
出会った途端に相手に正面から飛びつきました。
ジョウカイボンが縄張り争いするとは考えにくいので、誤認求愛(または交尾の失敗)ですかね?
1匹が転がり落ち、交尾には至りませんでした。
残った個体は花に戻りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイをご覧下さい。
ジョウカイボンの性別の見分け方を私は知らなかったのですが、wikipediaによると、
雌雄の区別は一目では分かりにくいが、雌では第1、第2脚の爪の内側に小さな歯があり、雄では触角の第4節から第8節にかけて長い溝があり、また第3脚の脛節が湾曲している。
採集して標本を精査しないと判別できないようです。
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ジョウカイボン2@ミズキ葉+誤認求愛? |
2019年6月上旬
ここ雪国では道端の水路は冬になると除雪した雪を捨てる融雪溝として使われます。
流れる水深が浅くても通行人がうっかり落ちると危ないので、鉄格子で蓋をしています。
小雨が降る日に街なかでハクセキレイ♂(Motacilla alba lugens)が奇妙な動きをしていました。
バス停の横で側溝に蓋をしている鉄格子の上をピョンピョン跳んで渡り、その隙間からときどき水路の中に飛び降りています。
どうやら水路の中で発生した蚊やユスリカなどの虫を捕食しているようです。
都市に適応したハクセキレイの面目躍如です。
▼関連記事(2年前の撮影)
道端の側溝内で採餌するハクセキレイ♀(野鳥)
もし雛に給餌するためだとすると獲物を嘴に貯めているはずですが、映像をよく見直しても貯め込んではいませんでした。
その場ですぐに虫を食べてしまったのか、あるいはここでは虫捕りに失敗したのでしょう。
最後は側溝から飛び去りました。
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ハクセキレイ♂(野鳥)@雨天:側溝内外+虫捕食 |