2016/05/14
路上で虫の死骸を食べるハシボソガラス(野鳥)
2015年9月下旬
朝、ハシボソガラス(Corvus corone)が車道を歩いて横断すると、センターライン付近で路上にへばりついてた何かを嘴で剥がして食べました。
おそらく車に踏み潰された虫(または小動物)の死骸だと思います。
Carrion Crow(死肉を食うカラス)の名前通り、町の掃除屋ですね。
車が通りかかっても、カラスは慌てず騒がず歩いて道端に避けました。
最後は両足でホッピングのように跳びました。
キアシナガバチの古巣で越冬するキアシブトコバチ♀
2015年12月上旬
冬になりコロニーが解散したキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の古巣を軒下から採集しました。
寄生蛾の幼虫に食害された形跡は無く、珍しく綺麗な状態で大きく育っていました。
育房を数えると72室。
この古巣を密閉容器に保管して室内に放置していたら、年が明けたある日(2016年1月下旬)、容器内に小さな蜂が死んでいることに気づきました。
寄生蜂が季節外れに羽化したのなら面白いのですが、写真に撮ってみるとキアシブトコバチ(Brachymeria lasus)でした。
本種の寄主はアシナガバチではなく鱗翅目で、樹皮下などで成虫越冬するそうです(『ハチハンドブック』p25より)。
冬越しのためにアシナガバチの古巣に潜り込んでいたとしても不思議ではありません。
古巣を採集したときに、もっとしっかり育房内を調べるべきでしたね。
腹面から見ると腹端に産卵管のようなものがあるので♀ですかね?
腹端の黄色い水滴?は糞が乾いた物かな?
その後、春になってもキアシナガバチの古巣から寄生蛾の成虫は羽化してこなかったので、やはりこのコロニーは珍しく寄生を免れたようです。
シリーズ完
キアシナガバチ巣の定点観察@軒下#7
冬になりコロニーが解散したキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の古巣を軒下から採集しました。
寄生蛾の幼虫に食害された形跡は無く、珍しく綺麗な状態で大きく育っていました。
育房を数えると72室。
この古巣を密閉容器に保管して室内に放置していたら、年が明けたある日(2016年1月下旬)、容器内に小さな蜂が死んでいることに気づきました。
寄生蜂が季節外れに羽化したのなら面白いのですが、写真に撮ってみるとキアシブトコバチ(Brachymeria lasus)でした。
本種の寄主はアシナガバチではなく鱗翅目で、樹皮下などで成虫越冬するそうです(『ハチハンドブック』p25より)。
冬越しのためにアシナガバチの古巣に潜り込んでいたとしても不思議ではありません。
古巣を採集したときに、もっとしっかり育房内を調べるべきでしたね。
腹面から見ると腹端に産卵管のようなものがあるので♀ですかね?
腹端の黄色い水滴?は糞が乾いた物かな?
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コガタスズメバチの古巣で越冬していたキアシブトコバチ
その後、春になってもキアシナガバチの古巣から寄生蛾の成虫は羽化してこなかったので、やはりこのコロニーは珍しく寄生を免れたようです。
シリーズ完
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ハチ・アリ(膜翅目),
寄生
ルリタテハの日光浴
2016年4月下旬
里山の日当たりの良い尾根道でルリタテハ(Kaniska canace)が日光浴していました。
ヒトが近づいたら警戒して飛び立つも、こちらが動きを止めれば蝶道を何度か往復してからほぼ同じ場所に着陸してくれます。
ルリタテハは警戒心が強く、近づくヒトの気配に敏感で、すぐに飛び立って逃げてしまいます。
私が虫を撮り始めた頃はデジカメのズーム性能がとても弱く、ルリタテハにそっと近づいて撮るのは至難の業でした。
おかげで、ちょっとした修行になりました。
最近の高性能カメラでは離れた位置からズームや望遠で撮れば良いので、とても楽ちんです。
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チョウ・ガ(鱗翅目),
体温調節
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