2024/08/04

ゴマナの花蜜を吸うシマハナアブ♀

 

2023年10月中旬・午後13:45頃・晴れ 

里山の林道脇に咲いたゴマナの群落でシマハナアブ♀(Eristalis cerealis)が訪花していました。 
口吻を伸縮させて、花粉や花蜜を舐めています。 
胸に帯があるハナアブで、左右の複眼が離れていることから、♀ですね。 
後脚の脛節に注目すると、細い脚が弓なりに湾曲していることから、シマハナアブと分かります。 

参考:シマハナアブ亜属とナミハナアブ亜属の比較 (フッカーS氏のブログより) 


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2024/08/03

果皮を剥き終えたオニグルミ落果を貯食するため落ち葉の下に穴を掘る野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年10月下旬

シーン0:10/24・午前10:03(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
山林の斜面を通る獣道でカラマツの木の下に給餌場を設けました。 
30個のオニグルミ落果の山が画面の中央に置かれていて、残り6個の山は左側にあるはずなのですが、窪みの陰でよく見えません。 


シーン1:10/25・午後23:16(@0:04〜) 
深夜にトレイルカメラが起動すると、給餌場で果皮を剥き終えたオニグルミ堅果を野ネズミ(ノネズミ) が口に咥えて運搬しているところでした。 
まだ慣れていないのか、運ぶのに手間取っています。 
体格に対してクルミがちょっと大き過ぎる(重過ぎる)のかな? 
野ネズミは遠くまで持ち去るのを諦めたらしく、クルミを餌場のすぐ右横に置くと、林床の斜面を探索し始めました。 

落ち葉の下に潜り込んで何かしています。 
貯食用の穴を掘っているのでしょうか? 
後ろ向きで落ち葉の下から外に出てきたところで90秒間の録画が終わりました。 


シーン2:10/25・午後23:18(@1:02〜) 
次に野ネズミは放置していたクルミ堅果を取りに戻り、口に咥えてゆっくり斜面を下ると、さっき穴を掘った地点に潜り込みました。 
このとき、持ってきたクルミは穴の横に残したままです。 
頭隠して尻隠さずの状態で斜面に横穴を掘っていた野ネズミが後退しながら外に出てくると、横に置いたクルミの存在を確かめました。 
安心したように穴掘りを再開します。 
やがて、穴の中で方向転換できるようになりました。 
今度は頭から先に穴の外に出てくると、クルミの無事を確認しました。 

残念ながら録画はここで終わっていて、オニグルミ堅果を穴の奥に埋めて隠す貯食行動を最後まで見届けることができませんでした。 
それでも、給餌場の近くにもクルミを隠すことが分かりました。 
(次にトレイルカメラが起動したときには、給餌場で新たにオニグルミ落果を選んで果皮を剥き始めていました。)



秋の二次林で朝から落ち葉をめくって虫を探す2羽のカケス【野鳥:トレイルカメラ】

 



2023年10月下旬・午前7:45頃・気温8℃ 

ニホンアナグマMeles anakuma)の旧営巣地がある平地の二次林を自動センサーカメラで見張っていると、朝から2羽のカケスGarrulus glandarius)が登場しました。 

まず1羽がアナグマの巣口L近くの林床で落ち葉を嘴でめくり、獲物となる虫が隠れていないか探していました。 
そこへ背後から別個体が飛来しました。 
縄張り争いが勃発するどころか、仲良く並んで採食行動(落ち葉めくり)を始めたので、おそらく♀♂つがいなのでしょう。 


※ かなり薄暗いので、動画編集時に自動色調補正を施しています。

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