2024/07/03

秋のスギ防風林で落ち葉をめくって虫を探し歩くクロツグミ♀♂【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年10月上旬〜中旬

シーン0:9/25・午後15:01(@0:00〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
平地にあるスギの防風林で画面左と手前の2箇所に黒っぽく盛り上がっているのがホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の溜め糞場wbcです。 
ここをトレイルカメラで監視しています。 


シーン1:10/11・午前11:14・晴れ(@0:00〜) 
真っ黒なクロツグミ♂(Turdus cardis)がスギ林床で餌を探し回っていました。 
腹面は白く、斑点があります。
ホッピングで移動しながら嘴で落ち葉を跳ね除け、裏に隠れている虫を探しています。 
クロツグミ♂がめくっている落ち葉は、スギではなく広葉樹の落ち葉でした。 


シーン2:10/10・午前6:31(@1:06〜) 
地味な小鳥が溜め糞wbcの右上奥で林床の落ち葉をしきりに啄んでいました。 
クロツグミの♀かもしれないと思ったのですが、残念ながらフルカラーで録画されなかったので、なんとも言えません。 


シーン3:10/10・午前6:03(@2:09〜)日の出時刻は午前5:39。 
早朝にクロツグミの♀♂つがいと思われる2羽が互いに少し離れて採餌活動していました。 
♀と思われる個体が溜め糞場wbcで盛んに落ち葉めくりをしています。 
右奥の切株に行って採食した真っ黒な個体がクロツグミ♂でしょう。 
途中からもう1羽が上から舞い降りるように飛来しました。(@2:50〜) 
最後にめくった落ち葉を咥えて持ち去ろうとした瞬間に録画が打ち切られてしまいました。 
その思わせぶりな謎の行動を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(画面左下隅@3:10〜) 


シーン4:10/10・午前6:06(@3:21〜) 
計3羽(以上?)の群れがスギ林に散開して、林床で落ち葉めくりをしたり虫を捕食したりしています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
分かりやすさのため、撮影順から入れ替えました。 


色と大きさでわかる野鳥観察図鑑』でクロツグミの食性を調べると、
丘陵や山ろくの広葉樹林に多く、スギ林でも見られる。主に林床を跳ね歩きながら、ゴミムシなどの昆虫やミミズを探し食べるが、秋には木の実なども食べる。(p88より引用)


つづく→ 


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ヘリアンサス「レモンクイーン」の花で採餌するオオハキリバチ♀

 

2023年9月下旬・午後14:15頃・くもり 

山麓の裏庭に咲いたヘリアンサス「レモンクイーン」の群落でオオハキリバチ♀(Megachile sculpturalis)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 

ぐるぐる回りながら吸蜜する蜂の口元と足先がオレンジ色の花粉で汚れています。 
背面から撮ると腹面のスコパはあまりよく見えませんでしたが、花粉を少し付けているようです。

2024/07/02

ホンドタヌキ幼獣の群れが互いに追いかけっこや取っ組み合いをして遊び回る昼間の二次林【トレイルカメラ】

 




2023年10月上旬 

シーン1:10/2・午後16:25・気温19℃(@0:00〜) 
ニホンアナグマMeles anakuma)家族が転出した後の旧営巣地に幼獣と思われる1頭のホンドタヌキNyctereutes viverrinus)aがやって来ました。 
巣口Lの匂いを嗅いでいたら、別個体bが続けて右から登場しました。 
aは一旦左へ行ってから、すぐにまた走って戻って来ました。 
仲間(b)を追いかけっこ遊びに誘っているようです。 
左から更に別個体cが走ってくると、はしゃぎ回る追いかけっこ遊びが始まりました。 
取り残された個体も走ってついて行きます。 
しばらくすると、4頭目dも合流しました。 


シーン2:10/2・午後16:25(@0:53〜) 
別アングルに設置した監視カメラでもタヌキ幼獣たちの追いかけっこ遊びが撮れていました。 
登場したタヌキはやはり計4頭でした。 
周囲の二次林でカケスが野次馬のように鳴き騒ぐ声♪が聞こえます。 
タヌキがキャン♪と鋭く短く鳴く声も聞こえました。(@1:18〜) 


シーン3:10/4・午後14:05・気温19℃(@1:24〜) 
2頭のタヌキ幼獣が縦列になって獣道を右上奥に走り去りました。 
しばらくすると、更に2頭の別個体が走ったり歩いたりして登場します。 


シーン4:10/6・午後16:58(@1:58〜) 1頭がアナグマの巣口Rに頭を深く突っ込んで中を調べている間に、他の2頭が追いかけっこ遊びを始めて右に消えました。 
巣口Rに居残っていた個体を戻ってきた個体が遊びに誘い、一緒に左へ走り去りました。 


シーン5:10/6・午後16:59・気温14℃(@2:24〜) 
別アングルのトレイルカメラでも記録されていました。 
アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでいた個体が急に独りではしゃいだように駆け回ってから、立ち止まりました。 
左に一旦立ち去ってから、すぐにまた仲間と一緒に戻って来ました。 
アナグマの巣口L付近でタヌキ2頭の格闘遊びが勃発しました。 
相手の毛皮に甘噛みしているようです。 
このとき小声でクゥーンと鳴く声♪が聞こえました。 
2頭が一緒に獣道を右に走り去ると、しばらくしてから別個体が追いかけるように駆け抜けました。 

タヌキの幼獣たちが全力で遊び回る光景は微笑ましいですね。


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正(モノクロ化)を施しています。 
※ タヌキの鳴き声が聞き取れるように、音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


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