2022/10/03

クルマバナの花蜜を吸うイチモンジセセリ♀

 

2022年7月中旬・午前11:30頃・晴れ 

農村部の休耕地に咲いたクルマバナの群落でイチモンジセセリ♀(Parnara guttata)が訪花していました。 
翅をしっかり閉じたまま、口吻を伸ばして吸蜜します。 
花から花へ忙しなく飛び回っているということは、花蜜の量が少ないのでしょう。 

飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:12〜)


2022/10/02

舌を出し入れしながら蛇行して逃げるニホンマムシの幼蛇

 

2022年7月中旬・午後12:40頃・くもり 

里山の急斜面をつづら折れの細い山道で登っていると、ニホンマムシGloydius blomhoffii)の幼蛇を見つけました。 
久しぶりに出会ったので、「シマヘビの幼蛇だっけ?」と迷いましたが、銭形模様の中心に濃い斑点があるので、マムシと判明。 
暑さと急登でへばっていた私はカメラの操作を焦ってしまい、動画の冒頭は細切れの映像になってしまいました。 
タイムロスの間にも蛇行してどんどん逃げて行くので、ますます焦ります。 
下草に隠れていた幼蛇がニョロニョロと這い出して来ました。 
やがて山道から外れて、ユキツバキなどの低木が生い茂る斜面を登って行きます。 
最後は落葉の下(斜面にオーバーハングした隙間)に潜り込みました。 

手持ちカメラで接写する際は、マムシの毒牙に噛まれないように、くれぐれも注意しましょう。 

1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@1:01〜)すると、マムシ幼蛇は蛇行中にときどき細い舌を高速で直線状に出し入れしていました。 
周囲の空気を鋤鼻器に送り込んで嗅ぎ取っているのです。
出産直後の幼蛇は全長20センチメートル、体重5グラム[2]。幼蛇は尾の先端が橙色[3]。 (wikipedia:ニホンマムシより引用)
今回は体長を採寸する余裕がありませんでした。

ノギランの花蜜を吸うキイロスズメバチ♀

 

2022年7月中旬・午後13:40頃・くもり 

里山の廃道となった山道にひっそりとノギランの花が群落をなして咲いていました。 
キイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀がノギランに訪花し、吸蜜していました。 
探餌飛翔ではなく、花蜜を目当てに繰り返し訪花しています。 
これは意外な組み合わせで、もちろん初見です。 
蜂が離着陸する度に、ノギランの花穂が大きく揺れます。 

クロアリ(種名不詳)♀が集っている花穂にはキイロスズメバチ♀も嫌がって近づかないようです。(アリによる蜜源の占有行動)

ランダムに記事を読む

  • ウドの花蜜を吸うキアシナガバチ♀27/01/2018 - 0 Comments
  • キカラスウリの葉に離着陸するクロウリハムシ04/12/2019 - 0 Comments
  • オニグルミの落果を採集(クルミ拾い)22/05/2023 - 0 Comments
  • ソヨゴの雄花に集まるミツバチ?を狩るキイロスズメバチ♀24/08/2018 - 0 Comments
  • メハジキの花蜜を吸うキタキチョウ18/12/2016 - 0 Comments