2022/08/25

オオハナウドの花粉を舐めるアシブトハナアブ♀

 

2022年6月中旬・午後14:05頃・くもり 

河原の岸辺に咲いたオオハナウドの群落でアシブトハナアブ♀(Helophilus eristaloideus)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
小さな花がテーブル状にたくさん並んでいる複散形花序を歩き回りながら口吻で花粉や花蜜を舐めています。

2022/08/24

山道でばったり遭遇した野生ニホンカモシカが迂回してすれ違う

 

2022年6月下旬・午後15:55頃・晴れ 

里山の尾根道を縦走中にジガバチを見つけたので、しばらく立ち止まって撮影に集中していました。 
尾根道と言っても岩山ではなく、雑木林の山林です。 
この山道は最近きれいに整備されたばかりで、細い道の両側の下草が刈られ、左右から張り出していた灌木の邪魔な枝も伐採されています。 

何か気配を感じた私がふと見上げると、いつの間にか目の前にニホンカモシカCapricornis crispus)が佇んで私の様子を不思議そうに眺めていました。 
フィールドでしばらく動きを止めて殺気を完全に消すと野生動物の方からやって来る、というのはこれまでにも経験があります。 
私が慌てて目の前の野生カモシカにカメラを向けた途端に、ズームインできなくなるという痛恨のトラブルが発生し、カメラの再起動を余儀なくされました。 

私がもたついている間に、カモシカは私を避けるようにゆっくり迂回し始めました。 
(いきなり私に向かって突進してくることはありませんでした。)
山道から外れて横の法面を少し登ると、藪が生い茂る尾根道を歩いて私と平和にすれ違いました。 
藪の隙間から歩き去るカモシカの姿が見え隠れしています。 
私の真横を通り過ぎる時にニホンカモシカはフシュ、フシュ♪と2回だけ鼻息を荒げて軽く威嚇しました。(@0:21〜0:24) 
獣道を通せんぼしていた私への苛立ちでしょうか。
もしかすると、顔馴染みの私に対する挨拶だったのかもしれません。 
後半、カモシカは立ち止まって灌木に眼下腺を擦り付けてマーキングしたようにも見えました。(真相は藪の中)

空高くホバリングしながらさえずるヒバリ♂が休耕地に急降下(野鳥)

 

2022年6月中旬・午前10:45頃・くもり 

休耕地の上空高くホバリング(停空飛行)しながらヒバリ♂(雲雀;Alauda arvensis japonica)が賑やかにさえずっていました。 
この日は風がやや強く、カメラのマイクに風切り音♪が混入するのが残念です。 
引きで撮ると、曇り空に黒い点のように停飛(ホバリング)していたヒバリ♂が地上に一直線に舞い降りました。 
雑草の生い茂る草地へ着地した後は保護色で見失ってしまいました。 

実は撮影の直前に2羽のヒバリ♂が異なる高度を保って囀りさえずりホバリングしていました。(遠近法の問題?) 
ヒバリの巣を見つけたことがないので、いつか腰を据えて調査してみたいものです。

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