2021/01/11

ミゾソバの花蜜を吸うコミスジ

 

2020年9月下旬・午前11:25頃・晴れ 

里山の林道沿いに咲いたミゾソバの群落でコミスジNeptis sappho)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。  
吸蜜しながら翅をゆっくり開閉していますが、左の前翅が大きく破損していました。 
口吻が白い花粉で汚れています。 
吸蜜中は触角をリズミカルに上下に振り立てています。 
少し飛んで近くの花に移動しました。 
奥にはオトコエシの花も咲いているのに、コミスジはミゾソバの花の方が好みらしい。

2021/01/10

秋の湖岸でマガモ♀♂の群れ(野鳥)が羽繕い・飲水・採食

 

2020年9月下旬・午後12:30頃・晴れ 

山間部で広い湖の対岸からガーガー♪と大声で鳴く声がするのでカメラを向けると、マガモ♀♂(Anas platyrhynchos)の群れがひとかたまりに密集していました。 
「密です、密です!」 
冬鳥のマガモが早くも日本に渡来したようです。 

しばらくすると、群れの半分(約20羽)が一斉に歩いて右へ移動し始めました。 
まさか、かなり遠くから撮っている私を目敏く見つけて警戒したのでしょうか? 
岸から湖に入水すると、一列になって入江を泳いで渡りました。 
水中に首を突っ込んで水を飲んだり、採食したりしています。 
ところが対岸に着いても、なぜかなかなか上陸しようとしません。 
カメラを左にパンすると、残る半分(約20羽)の個体は左岸に居残っていました。 
各々が羽繕いに余念がありません。 
地面に座り込んでいる個体もいます。 
右岸に唯一上陸した勇敢な2羽も岸辺で羽繕いしています。 
他の多くは右岸付近の浅瀬で採食行動をしています。 

 もう少し群れに近づいてみましょう。
 

オトコエシの花蜜を吸うミドリヒョウモン♂

 

2020年9月下旬・午前10:10頃・くもり 

里山の林道沿いに咲いたオトコエシの群落でミドリヒョウモン♂(Argynnis paphia)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
翅を開閉しながら吸蜜しています。  

実は近くで同種の♀も訪花していたのに(映像公開予定)、♂がなぜ♀に求愛しないのか不思議でした。 
曇り空という気象条件がいまいちなのか、それとも配偶行動は決まった時刻に行なわれるのかな?  

このオトコエシの花畑には千客万来で、どの虫を撮ろうか目移りするほどでした。 
そんな中、このミドリヒョウモン♂は翅の破損状況が独特なので、少し時間が開いても同一個体と識別することが出来ました。

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