2020/10/19

カワミドリの花で花粉を舐めるオオハナアブ♀

 

2020年7月下旬・午後14:15頃・くもり 

 つづら折れで登る峠道の道端に咲いたカワミドリの群落でオオハナアブ♀(Phytomia zonata)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
吸蜜ではなく、口吻でカワミドリの花粉を舐め取っているだけのようです。 
食事の合間に身繕い。

2020/10/18

河原で休むコチドリの若鳥(野鳥)

 

2020年7月下旬・午後14:00頃・小雨 

河原でコチドリCharadrius dubius curonicus)の若鳥を見つけました。 
岩だらけの中洲の水際で休んでいます。 
動かなければ見事な保護色になっていて、目線を少し切ると我々はもうコチドリがどこに居るのか分からなくなってしまいます。 
黄色のアイリングが無いのが若鳥の特徴なのだそうです。 (『フィールドのための野鳥図鑑:水辺の鳥』p100より) 
ときどき首を上下に伸縮させているのは警戒行動なのかな? 
嘴の動きを見ると小声で鳴いているようですが、川の水音でかき消されてしまいます。  
親鳥に巣外給餌してもらうのを待っているのでしょうか? 
小雨が降り、川面に波紋が広がります。 

後半にようやくこちらを向いてくれたおかげで、顔を正面から拝むことができました。 
顔の下半分および額も白いのを確認しました。

ムクゲの花蜜を吸うカラスアゲハ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】

 

2020年7月下旬・午前11:10頃・晴れ 

郊外で民家の庭に生垣として植栽されたムクゲカラスアゲハ♀(Papilio dehaanii dehaanii)が訪花していました。  
この組み合わせは初見です。 

正当訪花で頭をつっこみ、かなり「がっついて」吸蜜しているように見えます。 
吸蜜中も翅を小刻みに開閉しています。 
花から飛び立っても辺りを少し飛び回ってから再びムクゲの生垣に舞い戻って来ます。 
口吻を伸ばして花の奥の蜜腺を舐めようとすると体の下面にムクゲの白い花粉が大量に付着するので、カラスアゲハはムクゲの受粉を助ける送粉者として働いていることが分かります。  
カラスアゲハ♀がムクゲの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:08〜) 
スローモーションにすると、翅裏の斑紋がはっきり見えるようになりました。 
翅表に黒いビロード状の性標が見えないので♀と判明。  

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