2020/07/20

池の落枝に登って日光浴するミシシッピアカミミガメ



2020年5月上旬・午後12:35頃

池の岸から大きく張り出したナラガシワ?の枝の一部が折れて、落枝(倒木?)が池の中に突き刺さっています。
その落枝の先に池のミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)がよじ登り、単独で日光浴していました。
春になってからこの池で亀を見たのは今季初めてです。
首をゆっくりと縮め、こちらを向いてくれました。
瞬きしています。
池の水は早くも緑色に濁り、水質があまりきれいではなさそうです。(富栄養化?)

三脚でカメラを固定してから撮るべきでしたね。
横着な私は手持ちカメラで済ませてしまいました。

次は、池を泳いで落枝に辿り着いた亀が木登りするシーンを動画に撮ってみたいものです。







↓【おまけの動画:後日談】



2020年6月中旬・午後14:55頃

約40日後、同じ場所でまたミシシッピアカミミガメが甲羅干ししていました。
同一個体のお気に入りの場所なのでしょうか?
池畔の樹々の葉が生い茂り、その下は木陰となって日当たりがいまいち良くないはずなのに、なぜ亀が好んで来るのか不思議です。
この池には他に亀の上陸地点があまり無いのかもしれません。
落枝から急にずり落ちそうになって焦るミシシッピアカミミガメが可愛らしかったです。

この日は偏光フィルターをカメラのレンズに初めて装着して色々と試し撮りしていました。
水面からの光の乱反射を抑える効果を期待したのに、対岸から亀にズームインすると急に焦点が合わなくなり焦りました。
動画でも写真でも同じ症状です。
広角側にズームアウトすると復活します。
せっかく買ったのに不良品か?と落胆。
帰宅してからネット検索してみると、望遠レンズと偏光フィルターは相性が悪いことを知りました。
CPLフィルターの特性で仕方がないのだそうです。

残念な映像になってしまいましたが、個人的な記録としては大事なので、ブログ限定で公開しておきます。




2020/07/19

オノエヤナギの花蜜を吸うニホンミツバチ♀



2020年4月上旬・午後14:50頃・晴れ

道端の空き地に生えた柳灌木の群落でニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
横から見ると口吻を伸ばして吸蜜しています。
後脚の花粉籠は空荷でした。
私は柳の種類を見分けるのが苦手なのですけど、早春に葉より花序が先に出る葉前性でした。
花粉が無いということは、♀花序を訪花していたのかな?

ニホンミツバチ♀が飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。



柳への苦手意識を少しずつ解消しないといけません。
今回問題となった柳の樹種を調べるために、3ヶ月後の7月上旬に、『ヤナギハンドブック』を持参して現場を再訪してみました。
樹高1〜2mの低木が群落をなしており(株立ち?)、細長い葉が生い茂っていました。
ハンドブックと見比べても、タチヤナギ、オノエヤナギ、コリヤナギ、カワヤナギなどで迷いました。
庭木として植栽されたようには見えません。
現場から約280m離れたところを川が流れており、その川岸に生えた柳類の大群落から種子が風散布で分布を広げてきたのだろうと思われます。
素人目には雌雄異株のオノエヤナギだろうと結論しておきます。
もし間違っていたらご指摘願います。
花後に果実となり種子が綿毛で飛ぶ(柳絮りゅうじょ)時期を見逃してしまったようです。

参考サイト



オニグルミの枝から飛び立つジョウビタキ♂(冬の野鳥)



2019年11月下旬・午後15:30頃・くもり

川岸でほぼ落葉したオニグルミ灌木の横枝に冬鳥のジョウビタキ♂(Phoenicurus auroreus)が止まっていました。
後ろ姿を撮り始めたらすぐに、川の方へ飛び降りました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。




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