2017/08/31
オオハンゴンソウの花蜜を吸うヒメアカタテハ
2016年9月下旬
山麓の農道の脇に咲いたオオハンゴンソウの群落でヒメアカタテハ(Vanessa cardui)が訪花していました。
翅を広げて日光浴しながら吸蜜しています。
右の後翅が大きく破損しているのは、鳥につつかれて捕食されそうになったビークマークかな?
花から花へ飛んで移動します。
ハチは何種類も来ていましたが、蝶はこれだけでした。
【追記】
この植物は、ハチミツソウではなくてオオハンゴンソウですね。
遅ればせながら訂正しておきます。
(茎の下部についている葉の形状が写っていないので、実は未だ少し自信がありません…。)
Labels:
チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2017/08/30
水田の上空でホバリングするノスリ(野鳥)
2017年6月上旬・午後16:40
曇り空でたまに小雨が少しぱらつく、あいにくの天気です。
田園地帯の上空でノスリ(Buteo japonicus)が停空飛翔(ホバリング)していました。
強風に流されて帆翔できずに困っているのではありません。
明らかに意図的に羽ばたいて空中の一点に留まっている停空飛翔です。
チョウゲンボウにしては大型に感じました。
猛禽類の識別のポイントとなる翼の下面が逆光でなかなかよく見えません。
「頼む…!」と念じていると、私の願いが通じたかのように、すぐ近くまで来て私の頭上を飛んでくれました。
おかげでノスリと判明したのです。
ノスリのホバリングを見るのはこれが初めてかもしれません。
あちこち場所を変えてはホバリングしていたので、田んぼの小動物を狩る瞬間が見れるかと期待しました。
しかし残念ながら、一度も地上の獲物にアタックせずに最後は飛び去ってしまいました。
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写真は自動色調補正を施しています。 |
タツタナデシコの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀(盗蜜?)
2017年6月上旬・午後17:57~18:04
夕暮れの住宅地で、道端の花壇に咲いたタツタナデシコをフタモンアシナガバチ♀(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。
初めは正当訪花で吸蜜していたのに、咲いた花の根本(緑色の萼?)にしがみついて口を付けている行動が気になりました。
もちろん巣材集めではありません。
花は大きく開いているのに、わざわざ穿孔盗蜜するでしょうか?
ナデシコに花外蜜腺があるという話は聞いたことがありません。
甘露を出すアブラムシが群がっている様子もありません。
アシナガバチを夢中にさせる媚薬のような化学物質(フェロモン様物質)を分泌しているのでしょうか?
だとしたら蜂がもっと殺到している気がします。
フタモンアシナガバチが花弁の表面を舐め回しているようにも見えるときもありました。
フィールドノートを見返してもこの日に雨が降った記憶が無いので、花に水滴が付いていたのではないと思います。
アシナガバチが盗蜜する例は既に観察しているので、そのこと自体はさほど珍しいとは思いませんでした。
・フタモンアシナガバチ♀がユリズイセンの花で盗蜜!?
・ユリズイセンに訪花するフタモンアシナガバチ♀2つの採餌戦略(正当訪花/盗蜜)
※ あまりにも薄暗い映像に対して、動画編集時に自動色調補正を施しています。
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ハチ・アリ(膜翅目),
盗蜜,
訪花
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