2015/09/09
蛾を捕食するシオカラトンボ♂
2015年7月中旬
河川敷で何か大きな獲物を抱えたトンボが飛び回っていました。
砂利道の雑草に着陸してようやく落ち着いて食べ始めたところを撮影すると、シオカラトンボ♂(Orthetrum albistylum speciosum)でした。
トンボに疎い私は、シオカラトンボ♂にしては側面から見た黒紋が違う気がしたのですけど、腹部が上下に平べったいのはシオカラトンボの特徴なのだそうです。
風が吹いてイネ科の草が大きく揺れても必死にしがみ付き、食餌を続けます。
餌食となった蛾はなんとなくマイマイガですかね?(自信なし)
獲物の頭部から食べています。
大顎で咀嚼する動きが恐ろしや。
横を歩行者が通り過ぎたときは警戒して咀嚼を中断しました。
撮りながら少しずつ近づいたら、最後は獲物を抱えたまま飛んで逃げられました。
土手の茂みの上へ飛んで行き、見失ってしまいました。
後で思うと、食べ終わるまでじっくり長撮りすべきでしたね。
忍び寄って採集できるかな?と途中から欲が出てしまいました。
獲物の翅は食べ残して捨てるはずなので、慌てなくても同定できたのに…。
トンボを撮り慣れていないのです。
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捕食
2015/09/08
雨で濡れた巣から排水するキボシアシナガバチ♀
キボシアシナガバチ巣の定点観察@柳#6
2015年7月中旬梅雨時に紙製の巣から排水する行動を観察したかったのですが、現場に付いた頃には雨が止んでしまいました。
柳(樹種不詳)の枝先に営巣したキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣は、上に生い茂った枝葉に守られて雨が直接かかりません。
巣で育房を点検していた(おそらく創設女王と思われる)♀が口から水滴を一滴だけ排水しました。(@1:40)
直前の行動を振り返ると、黄色の繭キャップを舐めて巣に沁み込んだ雨水を吸い取っていたようです。
つづく→#7:誇示行動として巣上で羽ばたくキボシアシナガバチ♀
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飲水
ノウゼンカズラの花で獲物を探すコガタスズメバチ♀
2015年7月中旬
民家の庭に咲いたノウゼンカズラの花でコガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)のワーカー♀が飛び回っていました。
花弁に止まって中を覗き込みつつ身繕いしています。
花蜜が目当てというよりも、獲物(訪花する他の昆虫)を探索している様子です。
園芸植物が好きではない私にしては例外的にお気に入りの花の一つがノウゼンカズラです。
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