2012年6月中旬
山道の横でアオバセセリ(Choaspes benjaminii)がハルジオンの花に止まり蜜を吸っていました。
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蕾が垂れ下がっている |
2012年6月中旬
木に登った野生ニホンザルの群れが枝を引き寄せ赤い実を次々に手で毟っては頬張っています。
まるで食べ放題のサクランボ狩りのようです。
食べるのは赤く熟した果実だけで、葉は口にしませんでした。
種子ごと食べているようなので、食後は糞にサクランボの種が大量に含まれているはずです。
猿の群れが遊動した後で樹種を調べに行こうとしたら、思いのほか急峻な斜面に立っている高木と分かり、近づくのは断念しました。
写真を見直すとおそらくヤマザクラの果実だと思います。
関連記事(11年後の撮影)▶ ニホンザルの群れがヤマザクラの木に登り果実を採食
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胸に乳首が見えるこの猿は若い♀なのだろうか? |
2012年6月中旬
スギの横枝で青い鳥が鳴いています。
憧れのオオルリ♂はこんちゅーぶ!初登場ですね♪
全身が黒っぽく、腹部下面だけが白色。
尾羽の根元の両側が白いことを確認しました。
立ち止まって聞き惚れていると、少しずつ近くの枝に近寄って来ました。
もしかすると巣が近くにあって、警戒声を発しているのかもしれません。
縄張り防衛かな?
番のパートナーと思われるオオルリ♀も実は近くで鳴いていました。
(映像公開予定→こちら)
オオルリ♂警戒声を声紋解析してみる
オリジナルの動画ファイルから音声部をWAVファイルにデコードしてから、試しにスペクトログラムを描いてみました。
耳で聞くとウグイスやカエルなど他の生き物の鳴き声も混じっていて(ピンクノイズ)、どうかと思ったのですが、意外に明瞭な声紋が得られました。