2013/07/20

ヘリグロベニカミキリの擬死落下と飛翔



2013年6月中旬

リョウブ幼木の葉に見慣れない赤いカミキリムシが乗っていました。
帰ってから図鑑で調べてみるとヘリグロベニカミキリPurpuricenus (Sternoplistes) spectabilis)と判明。
葉に虫食い穴があるものの、このヘリグロベニカミキリが食べたかどうか不明です。
リョウブは本種のホストではないそうです。
採寸替わりに人差し指を並べて写し込もうとしたら、うっかり触角に触れてしまいました。
ヘリグロベニカミキリは慌てたように擬死落下!
手に乗せようとしたものの失敗。
地面の落ち葉からあっという間に飛び立ちました。
慌てて追いかけるも、林縁に飛んで行って見失いました。
ハイスピード動画モードに切り替える余裕もありませんでした。
それでも飛翔シーンを1/8倍速のスローモーションに加工してリプレイしてみました。




飛べ!ヒメシジミ♂【ハイスピード動画&HD動画】



2013年6月中旬

道端に咲いたハナニガナの群落でヒメシジミPlebejus argus)が花蜜を吸っていました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
花に止まっているときは翅を閉じて(立てて)いますが、飛んだ時に翅表が青いので♂と判明。
飛び上がってからなぜか何度も同じ花に舞い戻ってくることがありました。



同一個体の訪花吸蜜シーンを通常のHD動画でも撮ってみました。


2013/07/19

エゴノキで訪花吸蜜するコマルハナバチ♂



2013年6月中旬

満開に咲いたエゴノキにレモン色のマルハナバチが訪花していました。
後脚に花粉団子が見えないので、♀ではない気がします。
(後脚の花粉籠は♂にはありません。)
コマルハナバチBombus ardens ardens)の♂だと思うのですが、どうでしょうか?

『マルハナバチハンドブック』p22によると、コマルハナバチは

マルハナバチ類のなかで最も早く現れ、6月頃には♂と新女王を出してコロニーが崩壊してしまう。 ♂は全身が明るいレモンイエロー。 よく訪れる花のリストにエゴノキが含まれていました。


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