2024/08/26

ホトトギスの花で吸蜜ホバリングするヒメクロホウジャク(蛾)

 

2023年11月上旬・午後15:40頃・晴れ(日の入り時刻は午後16:41) 

堤防路の花壇に咲いたホトトギスの群落で夕方にヒメクロホウジャクMacroglossum bombylans)が訪花していました。 
激しく羽ばたいてホバリングしながら口吻を器用に伸ばして距に差し込み、花蜜を吸っています。 
花壇でホトトギスと一緒に咲いていたシュウメイギクの花には見向きもしませんでした。 
(動画のサムネイルでは、まるでピンクのシュウメイギクに訪花しているように見えますが、実際は吸蜜していません。)
1種類の花を好んで訪れる習性は、定花性と呼ばれます。

ヒメクロホウジャクの吸蜜ホバリングを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:16〜)
ホトトギスの花の全景

2024/08/25

ニホンカモシカがクリの給餌場を素通り【トレイルカメラ】

 



2023年11月上旬・午後17:00頃(日の入り時刻は午後16:41) 

カラマツの木の根元にクリの堅果を並べて置いた給餌場を監視していると、日没後の夕暮れにニホンカモシカCapricornis crispus)が登場しました。
山腹の斜面をトラバースするように右から来たようで、トレイルカメラの前で佇んでいます。 
監視カメラをローアングルで設置したので、カモシカの前脚の一部と胸辺りしか写っていません。 
肝心の頭部が写っていないのですが、立木で角を研いだり、眼下腺を立木の幹に擦り付けるマーキングをしたりしなかったようです。 
やがて左へゆっくり歩き去りました。 

カモシカは木の実(堅果)を食べないので、給餌場に全く興味を示さないのは当然です。 
液果ならたまに食べるのではないか?という気がするのですけど、どうなのでしょう?(私は見たことがありません)


つづく→

ドングリを運んであちこちに隠す秋のカケス:その3【野鳥:トレイルカメラ】再貯食

 



2023年11月上旬・午前9:55頃・晴れ・気温16℃ 

平地の二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の巣口Lのすぐ横の地面にカケスGarrulus glandarius)が降り立っていました。 
嘴にドングリは咥えてはいません。 
地面の特定の地点を執拗につついています。 
採食行動かと初めは思ったのですが、1.5倍に拡大した上でリプレイしてみると(@1:00〜)、1箇所に複数の餌を隠し直していました。 
貯食物には木の実(ドングリ?)だけでなくミミズのような細長い虫の死骸も含まれていました。 
(隠蔽工作の行動がそのように見えただけかもしれません。)

右に移動すると、そこでも林床に餌を貯食し直しています。 
隠した餌が無事であることをときどき確かめに来るようです。

賢いカケスはリスクヘッジのために、ドングリを1個ずつ別の地点に貯食すると思っていたのですが、複数の餌を同じ地点に隠すことがあると知って意外でした。 
膨大な数の隠し場所を記憶するのは、やはり大変なのかもしれません。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→


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