2016年10月上旬
農道沿いに咲いたオオハンゴンソウの小群落でシロオビノメイガ(Spoladea recurvalis)という蛾が訪花していました。
触角を常に動かし、少しずつ移動しながら吸蜜しています。
前回撮ったのは夕刻でしたが、明るい昼間も吸蜜しに来るようです。(昼行性)
この花は蜂蜜草と言われるだけあって蜜量がよほど多いようで、なかなか飛び立たず一心不乱に吸蜜しています。
▼前回の記事
夕暮れにハチミツソウの花蜜を吸うシロオビノメイガ(蛾)
今回は花弁もしっかり残っていて、ハチミツソウと分かりやすい花です。
【追記】
この植物はハチミツソウではなくてオオハンゴンソウですね。
遅ればせながら訂正しておきます。
 |
これは同じ日に撮った別個体 |
高圧線の鉄塔#21でのハシボソガラス営巣記録#31
2017年6月中旬・午後15:11〜16:17
ハシボソガラス(Corvus corone)親鳥♀♂が共稼ぎで巣に通って4羽の雛に給餌する様子を微速度撮影で長時間記録してみました。
10倍速の映像をご覧ください。
微速度撮影した66分間の間に親鳥♀♂は計12回も給餌しました。
さて、雛のいつもと違う行動に何かお気づきになられましたでしょうか?(@0:31〜1:15)
詳しくは次回。
再生時間 行動
0:22 帰巣
0:30 出巣
0:31 出巣 親鳥ではなく、幼鳥γが少しずつ巣から離れ冒険
1:00 帰巣
1:02 出巣 その間に幼鳥γが巣の上の鉄骨に移動
1:15 γ@帰巣 上の鉄骨から巣に飛び降りた。無事で何より
1:19 帰巣
1:25 帰巣
2:16 帰巣
2:22 出巣 鉄塔の奥の高圧線(最上段)に止まり直し監視
2:26 帰巣 もう1羽の親鳥が帰巣、雛給餌
2:30 出巣
2:33 高圧線から飛び立った
3:38 帰巣
3:40 出巣
3:43 帰巣
3:46 出巣
4:01 帰巣
4:04 出巣
4:14 帰巣
4:18 出巣
5:01 帰巣
5:04 出巣
5:55 帰巣
5:57 出巣 巣の右の鉄骨に止まり直して監視。
6:09 飛び去った
6:12 帰巣
6:14 出巣
6:36 撮影終了
カメラを据え付けた三脚が強風で振動してしまいました。
いつものように動画編集時に手ブレ補正処理をしてみたら、副作用で鉄塔がグニャグニャと妙に歪んだりしてしまいました。
あまりにも酷いので、仕方なくオリジナルのままお見せします。
自動色調補正も施していません。
最近、YouTubeの手ブレ補正のアルゴリズムが変わった気がします。(質が落ちた改悪)
つづく→#32:巣立ちの近いハシボソガラス雛の冒険(その2)後編 【2.5倍速映像:野鳥】
2017年7月下旬・午前5:11〜5:28
早朝の蓮池に咲いたハス(蓮)にセイヨウミツバチ(Apis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
開花直後の花に来ていた蜂は体中が大量の花粉で真っ黄色に汚れていて、初めは正体が全く分かりませんでした。
一瞬クロマルハナバチ♂か新種のハチかと見間違えたぐらいです。
同定のために謎の蜂を採集したくても捕虫網を持参しなかったのでどうしようか…と思案していたら、次第にハスの花粉の量が減るとセイヨウミツバチだと判明。
複数個体を撮影。
花に着陸したミツバチは、花糸の奥に潜り込んで吸蜜しています。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けている個体と空荷の個体が居ます。
採餌の合間に空中でホバリング(停空飛翔)しながら身繕いして、体に付着した花粉を花粉籠に移しています。
咲いているハスの花は他に幾らでもあるのに、同じ花でミツバチが小競り合いの空中戦を繰り広げることが時々ありました。
別な巣から来たワーカー♀間の餌場を巡る争い(占有行動)なのでしょうか?