2012/10/14

翅の黒紋を誇示するツマホシケブカミバエ



2012年7月下旬

小さなハエがイネ科の草の葉に止まっています。
その場で翅を左右交互に広げるため、翅先の黒紋が目立ちます。
何かのディスプレー(誇示)行動なのだろうか?


「右翅、左翅、交互に見て〜♪」

すぐに飛び去ってしまったため、未採集、未採寸。
ハンマーさんのブログに登場したツマホシケブカミバエと分かりました。

参考→「ヒヨドリバナの蕾に産卵するツマホシケブカミバエTrupanea convergens
私の撮った個体と腹端の形状が似ているので、ハンマーさんの個体と同じく♀かもしれません。

翅を広げる行動に関して、私はてっきり異性を引き寄せるためにアピールする求愛ダンスかと思いました。
一方、虫ナビ・サイトではツマホシケブカミバエが左右の翅を交互に広げて斑紋の部分を見せることで天敵の注意を翅先に誘導して攻撃を回避するための行動と解釈されており、とても興味深く思いました。



【追記】 手ブレ補正処理について

私はいつも、アップロードしてからYouTube内の動画エディタで手ブレ補正処理しています。
手ブレ、風揺れを問わず、見ていて酔いそうな映像でも補正効果は抜群です。
参考のため、オリジナルの映像も下に載せておきますので比較してみて下さい。
原理としては、動きを予測して被写体を中心に若干のデジタルズームを施すことになります。
再エンコードで画質が劣化すると心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、ケースバイケースです。
マクロレンズで強拡大した映像は苦手なようで、不自然な挙動を示すなど、癖が多少あります。
しかし、なにしろ無料ですから私は概ね満足しています。
エンコード時間の節約だけでなく、節電にもなります。
アップロード後にいつでもお試しで手ブレ補正を試すことができます。
上書き保存と別名で保存を使い分けられるのも便利。








顔に異常のあるカエル



2012年7月下旬

フキの葉に乗ったカエルの顔がおかしいことに気づきました。
鼻先が抉られたように欠損しており、頭蓋骨が少し露出しているようです。
幼生期(オタマジャクシ)に捕食されそうになり、怪我したままカエルに変態したのだろうか?
口唇裂など先天性の奇形なのかな?
辺りの水が何か有害物質で汚染されているのだろうか?

カエルの病気というとツボカビ感染症を耳にするぐらいですが、これは無関係ですよね?
どなたか詳しい方、診断を教えて下さると幸いです。

鼻先が無いとシュレーゲルアオガエルなのかニホンアマガエルなのか、私には見分けられませんでした。
シュレーゲルっぽいかな?

カエルに指でそっと触れると、初めは反応が鈍かったものの、最後はピョンと跳んで逃げました。





チャイロオオイシアブの飛び立ちハイスピード動画



2012年7月中旬

かなり大型のムシヒキアブが羊歯の葉に止まって休んでいました。
チャイロオオイシアブLaphria rufa)という名前のようです。
飛び立つ瞬間をハイスピード動画(220 fps)に撮ってみました。

スローモーションでも羽ばたきが速過ぎて見えませんね。




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