2022/09/19

柳の樹液酒場でシロテンハナムグリが後脚を上げてコムラサキを牽制

 

2022年6月下旬・午後12:20頃・晴れ
前回の記事:▶ 柳の樹液に集まるコクワガタ♂♀、シロテンハナムグリ、コムラサキ♀♂

同じ柳の別の枝に樹液酒場をもうひとつ発見しました。 
2匹のシロテンハナムグリ(Protaetia orientalis submarumorea)が樹液スポットに頭を突っ込んでいます。 
樹液を吸汁しながらときどき後脚を高々と持ち上げてライバルの接近を牽制しています。 (軽い占有行動)

シロテンハナムグリに牽制されても、2頭のコムラサキApatura metis substituta)は少し離れた位置(アウトレンジ)から長い口吻を伸ばして樹液を吸汁することが出来ます。 
翅を開閉しながら樹液を舐めています。 

この樹液酒場にコクワガタは来ていませんでした。


2022/09/18

捕食しかけたミミズ?を持ち去るハシブトガラス(野鳥)

 

2022年6月下旬・午後16:30頃・晴れ 

低山の山頂にある建物の軒下で2羽のハシブトガラスCorvus macrorhynchos)が何をしているのか気になってカメラを向けたら、右の個体は慌てて飛び去りました。 
画角の外でカーカーカー♪と澄んだ声で鳴いています。 
左の個体は嘴から黒くて細長い物をぶら下げていました。 
ミミズやイモムシ(※)を捕食したと撮影中は思ったのですが、屍肉をついばんで内臓がぶら下がっている可能性もありそうです。
食べ残しの死骸があるかどうか、現場検証すべきでした。 
居残った左の個体もしばらくすると、獲物を咥えたまま飛び去りました。 
獲物をその場で食べずに持ち去ったということは、親鳥が巣で待つ雛または幼鳥に給餌するためと考えられます。 
それならどうして喉袋に入れて運ばないのか?という素朴な疑問が残ります。 
採食が未熟な幼鳥なのかな? 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

※ 真っ黒なイモムシと言えばハバチの幼虫ぐらいしか私は思いつかないのですが、それにしては大き過ぎる気がします。
 
 ↑おまけの動画:
「3D-printed tweezers based on crow beaks are more dexterous」

ウツボグサを訪花するオオチャバネセセリ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】

 

2022年7月上旬・午後16:20頃・くもり 

里山を下山していると、山道沿いに咲いたウツボグサの群落でオオチャバネセセリ♀(Zinaida pellucida)が訪花していました。 
翅をしっかり閉じて吸蜜しています。
関連記事(14年前の撮影)▶ ウツボグサの花蜜を吸うオオチャバネセセリ
ウツボグサの花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:30〜) 

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