2014/01/25
ノスリ(野鳥)の旋回飛翔と鳴き声の声紋解析
2013年9月下旬
山麓の上空で上昇気流に乗ったノスリ(Buteo japonicus)が旋回飛翔していました。
鳴き声からてっきりトビかと思いレンズを向けたのですが、翼下面の特徴からノスリでした。
秋晴れの青空と白い雲を背景にくるりくるりと輪を描いています。
ノスリの鳴き声を声紋解析してみる
図鑑ではノスリの鳴き声はピーエー♪と表現されています。
今回撮れたオリジナルのMTS動画ファイルからWAVファイルに音声を抽出した後、鳴いている2箇所を切り出してスペクトログラムを描いてみました。
ノイズが非常に多いものの、黄色い線でかすかに声紋が認められます。
カメラの内蔵マイクでは性能に限界を感じます。
外付けマイクと集音器を使えば改善するのかな?
ミゾソバの花蜜を吸うクマバチ♀
2013年10月上旬
湿地帯のミゾソバ群落でキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が忙しなく訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷のようです。
混在して生えているアメリカセンダングサの花には目もくれません。
重量級のクマバチが花に止まるとミゾソバの茎が大きくしなります。
その反動を利用してタイミングを見計らい飛び立っているようです。
『昆虫の集まる花ハンドブック』p62によると、
(ミゾソバの)1つの穂の中で開いている花は1〜4個だけで、平均1.7個に過ぎない。満腹するには多数の穂を訪れる必要があり、花粉があちこちに運ばれることになる。
▼関連記事▼
ミゾソバに訪花するクマバチ♀の飛翔【ハイスピード動画】
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ハチ・アリ(膜翅目),
訪花
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