2018/10/29

池の昼塒でくつろぐゴイサギ幼鳥の群れ(野鳥)



2018年8月上旬


▼前回の記事
池でゴイサギの幼鳥をからかう錦鯉(野鳥)

池に突き刺さった落枝にゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥が集まり、安全な昼塒として休んでいます。
落枝や周囲の枝葉の所々に白い糞が付着していたり抜けた羽毛が引っかかっていたりするので、長い期間、ねぐらとして使われているようです。

1羽の小柄な個体が水際まで降りて水面を見つめています。
尾羽を神経質そうにピクピクと上下に動かしています。
近くでカラスがうるさく鳴き騒いでいるので、少し怖がっているのかもしれません。
急に何かに驚いて跳び上がり、バタバタと羽ばたきました。(@1:26)
落枝上でバランスを崩しかけて慌てています。 
ひょっとすると、背後の水中から錦鯉が幼鳥の足をつついたのか?と思ったのですが、スロー再生で見直すとそれは私の思い違いでした。
直後にゴイサギ幼鳥が羽繕いしたのは、照れ隠しのような転移行動なのかな?
あるいは吸血性の昆虫に刺されたのかもしれませんが、映像で虫は見えませんでした。

いつかゴイサギ幼鳥が池の小魚やアメンボを捕食するのではないかと期待して動画を撮ったのですが、水面から小枝の切れ端を摘み上げただけですぐに捨てました。

上の枝から別個体が飛び降りて来ると、小柄な個体は慌てて右の細い枝に逃げました。
再び尾羽を神経質そうにピクピクと上下に動かしています。
昼塒の止まり木の中で縄張りのような占有行動があるのでしょうか。
堂々としている個体は尾羽を動かしません。
ゴイサギは夜行性のはずなのに、幼鳥は昼間も寝ているどころか元気いっぱいで活動的な印象です。
成鳥はどこに居るのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池:落枝
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池:落枝(瞬膜を閉じた瞬間)
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池:落枝(背後の枝葉に大量の鳥糞が付着)
ゴイサギ幼鳥(野鳥)@池:落枝(背後の枝葉に大量の鳥糞が付着)
ゴイサギ幼鳥(野鳥)群れ@池:落枝
ゴイサギ幼鳥(野鳥)群れ@池:落枝

2018/10/28

ノウゼンカズラを訪花するキイロスズメバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年7月下旬


▼前回の記事
ノウゼンカズラを訪花するモンスズメバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】

駐車場の隅に立つヒノキの高木に蔓植物ノウゼンカズラが巻き付き、満開の花が咲いていました。
そこへキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀も吸蜜しに来ていました。
花筒の入口から潜り込む正当訪花を繰り返すので、体の背面が黄色い花粉で汚れています。
花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:21〜)

吸蜜後は花筒から頭を抜いた後に身繕いをすることがありました。
触角や顔を前脚で拭って化粧しています。
花から飛び去りながらホバリング中に後脚同士を擦り合わせ、花粉を落としています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


キイロスズメバチ♀+胸背花粉@ノウゼンカズラ訪花吸蜜
キイロスズメバチ♀+胸背花粉@ノウゼンカズラ訪花吸蜜
キイロスズメバチ♀+胸背花粉@ノウゼンカズラ訪花吸蜜
キイロスズメバチ♀@ノウゼンカズラ訪花+身繕い
キイロスズメバチ♀@ノウゼンカズラ訪花+身繕い

ヤナギハナガサの花蜜を吸うツマグロヒョウモン♂



2018年8月中旬・午前7:56

民家の花壇に咲いたヤナギハナガサ(別名サンジャクバーベナ)の群落でヒョウモンチョウの仲間が訪花していました。
横目で見つつ一度素通りしそうになってからもしやと思い、引き返してカメラを向けると、ツマグロヒョウモン♂(Argyreus hyperbius)でした。
翅を開閉しながら吸蜜しています。

花から飛び去っても、しばらくするとまた同じ群落に舞い戻っていました。


▼関連記事(ちょうど1年前に同じ庭で♀を撮影)
ヤナギハナガサの花蜜を吸うツマグロヒョウモン♀


ツマグロヒョウモン♂@三尺バーベナ訪花吸蜜
ツマグロヒョウモン♂:翅裏@三尺バーベナ訪花吸蜜

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