2016/10/08

桜の実を食すスズメ(野鳥)



2016年6月中旬・午後18:59

小さな公園の桜(ソメイヨシノ?)の木の下でスズメPasser montanus)が採食していました。
頬の黒斑が薄いので幼鳥ですね。
嘴の端はもう黄色くありません。
地面で何かを啄んだのでよく見ると、枝から落ちたサクランボ(桜の果実)を種子ごと丸呑みしました。
直後に私を警戒して飛び立ちました。
このスズメがどこかで糞をすれば未消化の種子が散布され、桜の分布拡大につながります。(種子散布)

※ 日没直前に撮った薄暗い映像に対して動画編集時に自動色調補正を施して彩度を上げています。




虫を捕食するイブキヒメギス♂



2016年7月中旬

山間部の道端に生い茂ったヨシの葉にイブキヒメギス♂(Eobiana japonica)が乗っていました。
よく見ると何か黒っぽい虫を捕食していました。
獲物の正体は不明です。
次はそっと近づいてマクロレンズで接写しようとしたら運悪く車が通りかかり、イブキヒメギス♂は跳んで逃げ、見失ってしまいました。



2016/10/07

タヌキの溜め糞とオカダンゴムシ♀



2016年7月上旬

堤防の階段の同じ場所にホンドタヌキの溜め糞が年中、残されています。
ときどき通りかかる度に何か面白い虫が来ていないかチェックしています。
この日は雨で溶けて糞の原型をほぼ留めていませんでした。
かなり悪臭を放っています。
古い糞に混じった種子から植物が芽生えていました。(タヌキによる種子散布



オカダンゴムシ♀(Armadillidium vulgare)が一匹、頭を糞に突っ込んでいました。
背中の黄色い斑点が♀の特徴です。
徘徊して最後は糞の凹んだ穴に潜り込みました。

画質が粗いのは夕方でかなり薄暗いためです。
赤外線の暗視カメラは持参していませんでした。


関連記事(6年後の撮影)▶ 河畔林でタヌキの溜め糞に群がるオカダンゴムシ♀♂


※ この糞塊が本当にタヌキの溜め糞かどうか、実は疑問に思い始めました。
プロは糞を見ただけで判別できるのかもしれませんが、私は未だ自信がありません。
この辺りに生息する野生動物として他にニホンアナグマとハクビシン(†追記参照)も目撃している上に、飼い犬が散歩のついでに排便している可能性もあるからです。
カメラトラップ(トレイルカメラ)を仕掛けて無人の赤外線カメラで溜め糞を監視すればたちどころに解決するはずですけど、機材を買い揃えるまでお預けです。



†【追記】
古谷益朗『なぜハクビシン・アライグマは急にふえたの? (シリーズ鳥獣害を考える―ハクビシン・アライグマ)』によると、
ハクビシンは「ためふん」といって、一定の場所にふんをまとめてする習性があります。ねぐらなどでは、よくこの「ためふん」が見つかります。(p10より引用)



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