2016/01/21
モンキチョウ♀♂の求愛飛翔
2015年10月上旬
稲刈り中の田んぼに隣接する畑の上空でモンキチョウ(Colias erate poliographus)の♀♂ペアが乱舞していました。
モンキチョウは翅の色で性別が見分けやすく(♂が黄色、♀白色)、求愛行動の解釈が容易なのは助かります。
飛んでいる♀(白)の目の前を♂(黄)が下から飛んで上がる、という求愛飛翔を繰り返しています。
以前観察したメスグロヒョウモンの求愛飛翔のように、♀に着陸を促す信号なのでしょう。
残念ながら交尾には至らず、別れてしまいました。
♀はどのように拒否の意思表示をしたのか、知りたいところです。(♀がOKなら着陸するはず)
ハイスピード動画に切り替えるチャンスはありませんでしたが、結構長く撮れた方なので満足です。
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2016/01/20
解散したキアシナガバチの巣@トウカエデ枝【暗視映像】
2015年10月上旬・午後20:15
キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#12
夜、久しぶりにキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の巣を見に行くと、すっかりもぬけの殻で、成虫の姿は全くありませんでした。
遂にコロニーが解散したようです。
巣盤を下から見上げて育房を調べると、繭は全て羽化した後でした。
4日後、採集直前の写真 |
後日、古巣を採集していつものように保管することにしました。
今のところ寄生蛾の幼虫に巣が食害されている形跡はありません(育房内に不規則網が張り巡らされていない)。
それでも、もしかしたら蛾の成虫が羽化してくるかもしれません。
ただし気になったのは、巣盤の天井部に穴が開いていたことです。
単なる風雨による劣化かもしれませんが、ワラジムシによる食痕(虫喰い穴)だとしたら面白いですね。
▼関連記事
夜キアシナガバチの巣に侵入するワラジムシ【暗視映像】
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ノコンギク?の花を舐めるシロスジベッコウハナアブ♀
2015年10月上旬
郊外に広がるスギ防風林のやや薄暗い林床に咲いた野菊(種名不詳;ノコンギク?)の群落でシロスジベッコウハナアブ♀(Volucella pellucens tabanoides)が訪花していました。
口吻で花蜜や花粉を舐めています。
途中で軽く飛んで隣の花に移動し、最後はどこかに飛び去りました。
▼関連記事(ちょうど1年前の同じ時期に撮影)
野菊を訪花するシロスジベッコウハナアブ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
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