2019/05/11

川の倒木に佇み羽繕いするアオサギ若鳥(野鳥)



2018年11月中旬

川を渡る丸木橋のように岸から倒れたニセアカシア(別名ハリエンジュ)の倒木をいつも通りかかるたびにチェックしています。
普段はカワウがお気に入りの止まり木として利用しているのですが、この日は珍しくカワウの姿は無く、代わりにアオサギArdea cinerea jouyi)の若鳥が佇んでいました。

この個体は若鳥のようです。
『フィールドのための野鳥図鑑:水辺の鳥』でアオサギ若鳥の特徴を調べると、

頭の黒班は少なく、背と胸の飾羽はない。体は淡く褐色味がある。(p72より引用)


若いアオサギは上流の方を向いて倒木に立ち(南向きで順光)、日光浴しながら羽繕いしています。
背後にカルガモなどカモ類の群れが川面に浮いています。
カイツブリも川面を横切りました。
河畔林のニセアカシアの枯れ葉がハラハラと舞い落ち、秋の風情がありますね。

私がそっと回り込んで近づき、横の堤防から隠し撮りすると若いアオサギは片足立ちで佇んでいました。
横目で私を見て警戒しているのか、羽繕いを止めてしまいました。
止まり木として使われている倒木のあちこちが鳥の糞で白く汚れています。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


アオサギ若鳥(野鳥)@川:倒木+羽繕い
アオサギ若鳥(野鳥)@川:倒木+羽繕い・全景
アオサギ若鳥(野鳥)@川:倒木+羽繕い・全景

2019/05/10

ブタナの花蜜を吸うキタキチョウ



2018年11月上旬

河川敷に咲いたブタナの群落でキタキチョウEurema mandarina)が訪花していました。
長い茎が倒伏した花で、翅をしっかり閉じたまま吸蜜しています。

先を急ぐ用事があった私は、蝶が飛び立つまで待てずに撮影を打ち切りました。
この組み合わせも初見です。

【追記】
この花の名前を長らくオオジシバリだと思い込んでいたのですが、外来種(帰化植物)のブタナと分かったので訂正しておきます。


キタキチョウ@ブタナ訪花吸蜜

川の倒木に並んで羽繕いする2羽のカワウ(野鳥)



2018年11月上旬・午後14:10頃

岸から川に倒れたニセアカシア(別名ハリエンジュ)の倒木に、この日はカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が2羽並んで止まっていました。
この止まり木で複数のカワウを見たのは初めてです。
互いに少し離れて並んで止まり、共に下流の方を向いて羽繕いしています。

夕方でもないのに曇天で薄暗く、カワウの黒いシルエットしか見えません。
背後の川面を多数の鴨(おそらくカルガモ)がのんびり泳いでいます。


カワウ2(野鳥)@川:倒木+羽繕い

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